【2幕】鈍感系男子 ［side A］ ページ6
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「エスプレッソ、ショートサイズ１つください。」
柔らかい声に、透き通るような白い肌。
ゆるくウェーブしたフワフワの髪に、キラッキラのお目々。
今日も、ここのマドンナは可愛い。
初めてこの子を見た日から、俺は注文を間違えることが増えた。
上の空だって言われることも。
……なんでだろ？
山風株式会社本社ビルの五階にあるコーヒーショップ『lotus』は、二年前から俺の職場だ。
もともとは渋谷店にいた俺を、チェーン店を束ねるオーナーさんがこの会社内の支店に抜擢してくれた。
自動販売機で買うよりは本格的なドリンクが頼めるってことで、社員にも常連さんが多くて。
Aちゃんもその中の一人。
「エスプレッソのショートね、了解！
……なんか、疲れてんね？(笑)」
「……あー…今日はもう疲れちゃいました。」
淡々とそう言うこの子は、普段からあまり表情を変えない。
ここに来て彼女の話をしていく皆は、そこがギャップ萌えだと言うし、確かに俺もそう思うんだけど。
本当に落ち込んでる時に気づいてあげられない気がして、ちょっと不安になったりもする。
「どーしたの？無理な仕事押し付けられたりした？」
「いえ。今日もう3回も二宮さんに絡まれちゃって。」
「……あー…出た、またニノかぁ……(笑)」
話しながら、俺はどうしてもAちゃんの唇をチラ見してしまう。
ぷるっぷるで、美味しそう……
この子といるとき、俺の頭の中は常に邪念100パーセント。
しょうがないよね、男だし。
ここに来るお客さんはよく、Aちゃんについて色々な噂を教えてくれる。
彼女が受付になってから、営業課の業績が3倍になったとか、
彼女が微笑みかけてくれたらその日は必ず大口の契約が結べる、とか。
皆は口を揃えて、Aちゃんの笑顔をあまり見たことがないと言うけど、
……俺は毎日Aちゃんの笑顔で癒されてる。
Aちゃん、俺には微笑んでくれるもん。
名札には苗字しか書いてないから、下の名前を知ってる人もかなり少ないという噂だし……
あー、自然と口元が緩んじゃう。
…あれ、俺。
なんでこれだけでこんなに嬉しいんだろ？
心が不思議なほどポカポカする。
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嵐佳(プロフ) - さゆさん» とってもわかります！！続編では早速ふにゃふにゃ笑顔が炸裂してるので、是非ご覧ください(●´艸`)これからもよろしくお願いします(*^^*) (2015年10月6日 11時) (
レス) id: e5bd5a0a66 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - 私はやっぱり、智クンのふにゃってした笑顔がたまらなく好き(≧∇≦) でもみんなかっこいいけど( ´艸｀)この先のお話、楽しみにしてます！ (2015年10月6日 7時) (レス) id: 14b76e209b (このIDを非表示/違反報告)
嵐佳(プロフ) - chima183104さん» お待たせしました〜っ！コメントありがとうございます！とても迷ったのですが、相葉さんと同じく、秒殺にしました（笑）恐れ多いなんて…！そんなことを言ってくださるchimaさんが女神様にしか見えません！！！（笑） (2015年9月28日 15時) (レス) id: e5bd5a0a66 (このIDを非表示/違反報告)
chima183104(プロフ) - 待ってたよ〜（≧∇≦）帝王をも秒殺させる主人公ちゃん。恐れ多くて、自分の名前使えないよ〜笑さてさて、展開めっちゃ、楽しみ！！ (2015年9月28日 14時) (レス) id: bad3718e79 (このIDを非表示/違反報告)
嵐佳(プロフ) - かおるんさん» コメントありがとうございます〜〜♪キャーーー！！それがまさに書きたかった松潤です！！伝わって嬉しいです（；＿；）翔さんバージョンもどうぞお楽しみに(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2015年8月1日 13時) (レス) id: e5bd5a0a66 (このIDを非表示/違反報告)
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