117.現れた聖騎士 ページ47
ﾋｭｯ ﾀﾝｯ
そして円舞台(リング)に着地する。
メ「ちぇっ…もう来たか」
ﾊﾞｻｧｯ
雲の晴れた上空には、ナイトスティングレイが二体。そこには聖騎士が乗っていた。
観客たち「お…おお！」
「あ…あれは――」
「聖騎士様だ!!!」
「聖騎士様が我らを救いに来てくれた!!」
《ﾜｱｱｱｱｱｱｯ》
観客たち「〈七つの大罪〉を早くやっつけてくだされーー!!」
「聖騎士様の攻撃を消すなんて生意気だぞ!!」
……本当に、あの四人で〈七つの大罪〉の討伐を…？三人は、上位聖騎士ではないはず…
でも、気になるのは……上位聖騎士レベルの魔力を持ったあの聖騎士…顔は見えない、けど…どこかで感じたことのある魔力……
どどどどどっ
バン殿が何かしたみたいで、観客たちは一斉に逃げていく。
メ「あの装備…神器クラスだぞ、おそらく『死者の都』の時のギーラとは比較にならねえ強さのはずだ。何より今度の相手は四人…ひとまず散るぞ!!」
ﾄﾞｺｯ
町人たち「キャーーッ!!」
「うわー！」
貴女「みんな!!後ろは気にせず、とりあえず走って!!町の外まで!!」
『アノルはエリザベスを守っといてくれ！ただしお前も無茶はすんな!!』
逃げている人に当たりそうな火の玉を消し飛ばす。
ギーラ…ここまでして…何が目的なの…!?
ﾊﾟｯ
そして、辺りに逃げ遅れた人がいないか探知(ロケーション)してみたけど、いなかったので、瞬間移動でエリザベスたちの元へ戻った。
ｼｭﾝｯ
貴女「エリザベス！」
エリ「あ…！姉様!!」
貴女「よかった…！ここに隠れてたのね…」
すぐそこには、ギーラと…もう一人の聖騎士の魔力、そして弱々しいメリオダスとバン殿の魔力を感じる。
貴女「エリザベス…もう少し体を小さくして…」
その内、キング殿が来て、二人を圧倒した。
ホーク「ヒャッホ〜〜!!やるなキング!!」
キング「あ、そんな所にいたんだ」
ホーク「あの化け物女共を瞬殺だぜーーい!!」
貴女「まだ死んでないわ!!それに二人は呪言の玉だって持ってる!!油断しないで、もっと遠くへ」
キング「アノル、この二人を頼むよ」
貴女「分かったわ」
私はメリオダスを担ぎ、ホークはバン殿を引きずった。
ホーク「ぷんごーっ!!」
エリ「キング様もお気をつけて！」
またすぐに始まるわ…もっと…遠くに。
貴女「“瞬間移動”」ｼｭﾝｯ
瞬間移動でどこかの家の裏へと、とんだ。
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シルネ - ゆうあさん» ありがとうございます!!すっごい嬉しいです!!(*≧∀≦*)これからもよろしくお願いします！ (2017年11月16日 19時) (
レス) id: 5c401c5b79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - 面白いです更新頑張ってください、(>_<) (2017年11月16日 6時) (レス) id: 8cc14f52c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2017年10月30日 18時
