112.ケインの思い ページ40
ディ「あ、アノル！」
《ｻﾞﾜｻﾞﾜﾋｿﾋｿｻﾞﾜ》
観客たち「あのじいさんの服の紋様…」
「ああ…」
「あれはたしか『ダナフォール』のものじゃない？」
「あ…知ってる！16年前大厄災で滅びた王国だろ」
ディ「？」
エリ「『ダナフォール』…………」
アノル「やっぱり…バルザド……」
エリ「え？」
キング「あんまり人間の世界の事情は知らないけど…」
《ｻﾞﾜｻﾞﾜ》
キング「どうもあのおじいさん、団長を知っているような口ぶりだね…」
バン「オイてめ〜〜ら♪無粋な詮索はするんじゃねえぞ♪
〈七つの大罪〉七つの掟その三…『〈七つの大罪(オレたち)〉は互いの罪に干渉せず』…忘れたのか？」
キング「…！」
ディ「そーだっけ？」
そういえばあったね…そんな掟…まぁ、私は〈七つの大罪〉じゃないけど…
エリ「姉様、あの方とお知り合いですか？」
貴女「まあ…ね。リオネスに戻る前の話だけど…」
ケイン「お前さんが儂の知るメリオダスと名乗る以上、覚悟はできとるということか…」ﾎﾞｳｯ
『火炎(ブレイズ)』!!
メ「じーさん、あんた…」
ケイン「なぜ、王国を滅ぼした」
ﾎﾞｫｳｯ
みんな「!!」
メ「……」
ケインの魔力は、メリオダスに直撃した。
王国…『ダナフォール』…
《ｵｵｯ》
ディ「団長!!」
キング「直撃をくらった!!」
ケイン「なぜ、人々を殺した！」ﾎﾞｯ
ｺﾞｱｯ
ラブ「おっと、メリオダフ、ケインの不思議な技になすすべなし!!」
ディ「何やってるの団長、ちゃんと反撃して!!」
キング「バンとの戦いでの傷が響いてるんだ！」
バン「つまんねぇ真似しやがって、わざとやられてんだよ!!」
ディ「ちょっ…それどういうこと!?」
ｳﾆ〜…
バン「ホヘハヒフハ(俺が知るか)♪」
そっか…バルザドは…あのとき…任務で王国にいなかったんだ…
ケイン「なぜ…仲間たちを殺した!!」ｺﾞｯ
ケイン「なぜ…己の教え子を殺した!!!」ﾎﾞｱｯ
ケイン「なぜ、皆を裏切ったんじゃ!!!!!」ﾎﾞｱｯ
ｫｫｫｵｫｵｫ
最後に放ったバルザドの火の玉は…バルザドの思いが全て含まれているんだろうものだった。
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シルネ - ゆうあさん» ありがとうございます!!すっごい嬉しいです!!(*≧∀≦*)これからもよろしくお願いします！ (2017年11月16日 19時) (
レス) id: 5c401c5b79 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - 面白いです更新頑張ってください、(>_<) (2017年11月16日 6時) (レス) id: 8cc14f52c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2017年10月30日 18時
