目論み ページ46
SR「ねぇ、本当は気付いてたでしょ?」
おかしいとは思った。
いくらチャンミンの怪我があったとしても、あまりにも対応が早すぎるって。
HC「おそらくチャンミンが怪我しなくても出させられてた。そうだろ?」
シヌさんは苦笑い。
やっぱりね。
SI「上はAさんの実力を見たかったみたいだ。契約で韓国の番組には出られないことになっていたから、丁度いいって考えだろ」
KI「なんだよそれ!!」
YS「落ち着け」
SR「仕方ないのよ。この子の実力はそれほどのものなのよ」
SI「これから何かと理由をつけて仕事をさせるつもりだろうな」
HC「それをやるかやらないか、決めるのはAだ」
結局こうなるのね。
なんで皆表に立たせようとするんだろ。
YS「おいおい、皆よってたかってうちの子を虐めるんじゃない」
兄さんが私に背を向けて立った。
私を守るようにして。
YS「とりあえずはこのままでいいじゃないか。これからまた契約なんだろ?そこで上手いことやればいい。それが二人の仕事だろ?」
サラとシヌさんを交互に指差した。
SR「そうね。このバカの管理が私の仕事。任しときなさい」
SI「僕も韓国での保護者ですから」
そう言って二人は出ていった。
YS「頼もしい二人だな」
「うん……ありがとう」
YS「俺はお前の兄さんだから当然だ」
HC「良いとこ取りしやがって……」
KI「本当だよ。俺のポジションなのに」
私は暫く兄さんの側から離れなかった。
KI「A〜こっちにおいで〜オッパだよ〜」
「今日は兄さんがいい」
HC「ぶふっ!!振られてやんの!!」
KI「うるせー!!今日だけだ!!」
「3人ともありがと。本当は覚悟はしてたの。だから心配しないで。私だって黙って従うようないい子じゃないし」
HC「そうこなくっちゃな。それでこそお前だ」
「よし!!今度から歌のレッスン入れてもらおうかな!!」
YS「そしたらKRYで出動だ!」
私が昨日の出演を承諾したということ。
それの意味するものは一つ。
私はこの事務所に利用されることになる。
でもそれもいいのかもしれない。
それが皆の為になるならって。
そう思える自分がいることに、私は少し嬉しくなった。
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sava(プロフ) - ふにさん» 大丈夫ですよ♪気にしないで下さい(^^)面白いと思って頂けただけでありがたいです。これからもだらだらと更新しますので宜しくお願いします☆ (2013年12月22日 21時) (レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ふに(プロフ) - すみません。うっかり評価の星を触ってしまって、「少し面白い」で評価してしまいました。「とても面白」かったのに・・・。点数低くなってしまってすみません。 (2013年12月22日 20時) (レス) id: 8c50634ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sava | 作成日時:2013年12月15日 15時