second house 2

空港 ページ37

あっという間に韓国へ帰ってきた。



おっ菓子〜おっ菓子〜♪

早く食べたいなぁ〜♪



荷物を受け取りロビーへ出ようとするとシヌさんに止められた。



SI「ロビーにペンが集まりすぎてます。ユノを先に行かせて、人が散ってからでましょう」



さすがユノユノ。

なんだっけ、韓流の帝王だっけ？

それ聞いた時は飲んでた酒吹き出したなー。

ほら王様早く行きなさいな。

私はお菓子が食べたいのよ。



ユノが出ていくと凄い歓声が響いた。

早く早く早く！！



「もういいですよね！？」

SI「そうですね、行きましょう」



「「キャーーーー！！！！！」」



ロビーは女の子達でごった返していた。

なんで！？ユノはもう行ったよ！？



「オッパーーーー！！！」

「オッパ！！こっち向いて！！」



ユノオッパは先に行ってるから！！

そっち行きなさい！！



「Aオッパーーーー！！」



はい？

Aオッパ？



SI「Aさん急いで！！このままだと囲まれます！！」



私はスタッフに守られながら空港から出た。

なんだったんだあれは;;



SI「まさかここまでとは……あれ全部Aさんのペンですよ」



あれ全部！？

私人気者なの！？



SI「元々韓国にAさんのペンは沢山いたんです。あなたが色々やらかしてネットに出る度に更に増えていきました」



やらかすだと？

心当たりがないな。←



SI「これから更に増えますよ。あなたがその髪型にさえしなければ、今日もここまでにはならなかったと思いますがね」

「それ褒めてます？」

SI「今日はこのまま帰ります。明日事務所で今後の対策を考えましょう」



無視かーいっ！！



それから家について何往復もして部屋に荷物を運んだ。

運ぶのを手伝ってくれないところをみると、コンビニ一軒多く行ったのがバレたと思われる;;;




部屋に片付けたところで、ちょうど携帯が鳴った。


げ、なんで帰ってきたのバレてんの。

やだなぁ。

でも後が面倒くさいしなぁ。



「……もしもし」

HC【今すぐこっちの部屋に来い。土産も忘れんなよ】



そう言って切られた。


結局色々あって往復の飛行機でも寝れてないから、昨日から殆ど寝てないのに……


渋々お菓子一箱持ってSJの部屋に向かった。

コラボ〜EH〜→←任務

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す