怪我 ページ27
今日はレッスン内容の打ち合わせのはずなんだけど、会議室には私一人だけで誰も来ない。
時間間違えたかな。
確認をしにスタッフルームに行くと、なんだか騒がしい。
何かトラブル？
私じゃないよね？←
部屋を出ようとすると、シヌさんが走り込んできた。
SI「Aさんすみません！今日の打ち合わせは中止でお願いします！！」
「じゃあ私は真面目に練習して帰りますね」
よっしゃ！！
自主練なんて誰がするか！！
即帰ろう！！←
SI「話しはまだ終わってませんよ」
出たよその笑顔。
これ出て良いことなんてあった試しがない。
「私のことは気にせずトラブルの対応にあたってください」
逃げるが勝ちだ。
私はその場を離れた。
けど進まない。
だって腕を捕まれてるから(T_T)
SI「さ、行きますよ〜」
連行された部屋の中に居たのは東方神起の二人。
苦笑いのユノユノと俯いて泣きそうなチャンミン。
は！？
泣きそうなチャンミン！！？？
あの最強様が！？
もう一度見ても、やっぱり泣きそうな顔。
怖い。怖すぎる。
「なにあれ怖すぎるんですけど。キャラ変でもしたの？きもくね？」←
SI「今日の収録で怪我したんですよ」
慌てて駆け寄ると、膝ががっちり固定されていた。
あまりの痛々しい姿に、つい肩を抱き寄せてしまった。
いつもなら振り払うのに大人しくされるがまま。
SI「実は明日日本の歌番組の仕事が入ってるんです。曲の変更を打診したのですが、その番組は生演奏が売りで今からの変更は難しく……
他のアーティストとのコラボという形でユノだけ出すことになったのですが、急なことで中々引き受けて貰えずで……」
そりゃそうでしょ。
本番が明日でしかも相手は韓国。
いくらプロとはいえ、一緒に練習出来ないんじゃリスクがありすぎる。
そしてこの話を私にする意味を考えれば答えは簡単。
「つまり私に出ろと？」
それを聞いてチャンミンは拳を握り締めた。
二人で出ることに意味があるのに、事務所はそんなの関係ないんだね。
チャンミンの握られた拳にそっと手を添えると、少しだけ力が緩んだ。
これが正解なのかはわからない。
だけど二人が私にというのならやるよ。
それくらいの覚悟、私にもあるんだから。
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sava(プロフ) - ふにさん» 大丈夫ですよ♪気にしないで下さい(^^)面白いと思って頂けただけでありがたいです。これからもだらだらと更新しますので宜しくお願いします☆ (2013年12月22日 21時) (
レス) id: 952f78d2d1 (このIDを非表示/違反報告)
ふに(プロフ) - すみません。うっかり評価の星を触ってしまって、「少し面白い」で評価してしまいました。「とても面白」かったのに・・・。点数低くなってしまってすみません。 (2013年12月22日 20時) (レス) id: 8c50634ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sava | 作成日時：2013年12月15日 15時
