42 三日月宗近篇 ページ45
ｰｰ
〜三日月宗近side〜
「……君達かぁ、よかった！
汚物はこれで全員かな？」
薄気味悪い笑みで俺らを見た外道の言葉は
酷く心臓に突き刺さる。
俺達が此処に居なかったがために
腹を立てへし切長谷部に鶴丸の脇腹を刺せと命じたと言うのか………？
それが真であれば俺は、
鶴丸は、
俺のせいで____________
「汚物が余計に汚い事して良いと思ったの？
汚物は汚物らしく隅っこに固まってればいいのに。
ねぇ、汚物くん。
この２本の汚物も同じようにしてあげなよ」
「っ、それは…っ！！！！」
鶴丸「…っ、いくらなんでもこいつらは…っ、
うぐ…ぅっ、！！」
「っ、…動いちゃ駄目！！！」
山姥切「……傷が深すぎる」
燭台切「お辞めくだされっ！！！！」
すまんな
へし切長谷部、優しいお前に仲間を傷付けさせてしまったな
加州「…っ！…鶴丸、その腹…っ、！！！」
堀川「……そんな……っ、」
小狐丸「っ！お主ら来てはならぬ！！！」
「…あぁ、最近見ないから忘れてたよ。
確か、大切な仲間に守ってもらったんだよね
よく生きてけるよね、弱いくせに。」
辞めろ、
こやつらは充分に苦しんでおる
弱いのは俺ではないか。
加州「…っ、ぁ……」
堀川「……それは…………っ、」
すまないな
『さすがにこれは作戦変更なんじゃないの？
こたろうさん』
こんのすけ「やむを得ませぬな！！！！！
できれば作戦通り、A殿の幼児振りを……
いや！！！！！！仕方がありませぬ！！！！！
あとこんのすけですぞ！！！！！！」
こんな情けない姿、
お主には見せられまい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶封筒 | 作成日時：2018年2月20日 18時
