【刀剣乱舞】自分(チート)の家族 (ページ34)

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着ているカーディガンは所々ほつれていて、
スカートの下から黒い靴下までの生足にはいくつかの切傷の跡。

『…っ、…ふ…ぅ…う…っ』

足を少しだけ震わせ、泣き腫らした後のように赤い目頭には新たな涙が溜まっている

「……っ、………驚いた。

…汚物の言う通り、愛らしい女の子だね。

…加州、その汚い手を離しなさい。」

加州「……っ、」

一瞬身体を震わせた後、
自分の腕を掴む加州お兄さん(仮)の手は強くなったけどすぐに離される。

駄目だよ加州お兄さん(仮)。

そんな悲しそうな顔をしたら怪しまれちゃうでしょう？

愛らしいから許すけど。

燭台切「…っ！！」

「…っ、？」

部屋の隅で視界に入ったのは

酷く辛そうな顔をした眼帯さんと

やつれ気味なお姉……兄さんかな。

あぁ、あの人がなんとか兄さん？だね？？？

よかった、血は無いね。

まぁ、問題なのは_______

「…あぁ、可哀想に………

こんなに怯えて……怖かっただろう？」

糞さん口角上がってますよ

『…っ、…にんげん……っ？』

「あぁ、そうだよ、僕は君と同じ人間だよ。

……もう大丈夫、…汚物達はすぐに消えてもらうからね……？」

心底デレた顔で自分に優しく微笑み、

目線を変え、考えられないほど冷たい目で
加州お兄さん(仮)達に出てけと言わんばかりの視線を向けていた。

母上、成人男性ショタ好き(仮)の闇が心底怖いでございまする。