【刀剣乱舞】自分(チート)の家族 (ページ14)

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12 五虎退篇ページ14

ｰｰ

〜五虎退said〜

燭台切「…大丈夫、怖くないよ…

ほら、こんのすけもいるだろう？…そうだね、

この子は五虎退くんのお姉ちゃんだよ」

やさしく僕に言う燭台切光忠さんの隣にいたのは

見たことのないおんなのこ。

『……お姉さん…？』

本当の兄弟じゃないことは僕にだってわかります。

けれどそのおんなのこは僕より少しだけ背が高くて

見とれてしまうほどに整った顔をしていました

あのひとがまんぞくしてしまう程の顔付きで

燭台切光忠さんの言う通りに手をとり離れまで
走りました

どうしてこの子はここにいるんでしょうか

みつかってしまえばきっと僕たちよりもひどいことをされてしまうかもしれません。

かわいそう…………。

ひとは僕らとちがって手入れをされても治らない。

そのまま寿命がきていなくなってしまう。

主さまみたいに。

それがわかっているのに

「自分、弟が欲しかったんだよねぇ。

勿論、五虎退くんだけじゃなくて他の皆も。

あ、自分の事はお姉ちゃんって呼んでね？」

僕はよわいから

「お姉ちゃんに任せなさい！！！！！！」

目の前のつよさにすがってしまうのです。