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ニュートの問いかけにナーラクは、片方の口角を引きあげ不気味に笑う。
｢あんた知りたがりだなぁ。スキャマンダーさん。そりゃあ命取りだぞ。｣
すると次の瞬間、屋敷下僕が｢マクーザが来た！｣と叫び出した。
パブにいた客は、大急ぎで姿晦ましをしたり、逃げ惑ったり、当たりは一気に大混乱になった。
｢通報したの！｣
闇払い達が一斉にパブに侵入してくると、手配書はニュートとティナのものに変わった。
逃げ惑う中ジェイコブは、せせら笑うナーラクに近づき思いっきり顔面パンチを食らわせた。
｢やるじゃない！｣
Aは、ジェイコブの見事な一撃に感心し、子供がはしゃぐような声を出した。
｢工場のボスに似てたんで。｣
闇祓い達が、次々とパブにいた人を拘束していくところをAとクイニーで少し酔っ払ったジェイコブを引っ張り5人で姿を眩ませた。
その頃、クリーデンスは、グレイブスに言われた通り、条件に合致するモデスティーという女の子の部屋を探索していた。
するとベットの下には、なんと木の枝を簡単に削った杖のようなものが見つかったのだ。
クリーデンスは、思わず息を飲み全ての神経を杖に集中させてしまったが故、モデスティーが近づいてくる音が聞こえなかった。
｢何してるの？クリーデンス。｣
その声でクリーデンスは、ベットの下からうっかり頭をぶつけそうなくらい勢いよく振り返った。
｢どこでこれを？｣
｢返してクリーデンス。ただのおもちゃだよ。｣
クリーデンスが、杖を渡すまいと握りしめているところに運悪くメアリーがやってきては、信じられないものを見るように冷酷な眼差しを向けた。
いつもの廊下にクリーデンスを連れ出すとベルトを差し出すように促す。
クリーデンスは、喉を詰まらせやっと絞り出した声で母さんと呼ぶが、メアリーは、拒絶するに加え実の母親を侮辱したのだ。
｢私はお前の母さんじゃない。お前の母親は、あの女は魔女だった。この世のものじゃないわ。｣
そんな様子に見兼ねたモデスティーは、クリーデンスを庇うように正直に自分の杖だと言うのでメアリーは、さらに困惑した。
その隙にベルトは、思い切り｢何か｣に取られ、メアリーの手には、ベルトの摩擦で擦られた傷ができた。
次の瞬間、その｢何か｣は、メアリーを襲い集会所までも粉々に破壊し荒々しくどこかえ消えてしまった。
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狭山(プロフ) - さくらさん» 初めまして。コメントありがとうございます。そう言って頂けて光栄です！更新頑張ります！ (2022年6月15日 18時) (
レス) id: a7fc792303 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 初めまして!この作品は面白くてとてもワクワクします✨更新楽しみに待ってます！ (2022年6月13日 7時) (レス) @page15 id: 2a8d4606f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狭山 | 作成日時：2022年6月4日 15時
