今日:17 hit、昨日:4 hit、合計:6,256 hit
小|中|大
参面(6) ページ35
芦屋side
「…おい
まだ2〜3ページしか読んでねぇだろ」
「ラストシーンを思い出すと…うわ…ダメだ…
(テーマソングが聞こえてくる)」
やっぱり何回読んでも泣けるなぁ
「面倒な涙腺備えてんな
まあ ご覧の通りです
今回はこいつが適役かと」
「確かに」
「一体何なんですか この状況は」
「私からご説明させて頂きましょう」
「これはお面ですね」
「はい でもただのお面ではありません」
「これは私の『感情』なのです」
「私は見ての通り無表情であり
自身で感情表現ができません」
「しかしこの『泣面』を被ると…
この通り…ぐすっ感情表現がっっ
できるんですぅぅ」
「おー!左に持っているお面の方は?」
「こっちは『怒面』です
気持ちが荒々しく…
って何見てんだガキがぁぁ!!」
「お、外して!それ外して!!」
「と まぁこんな代物でして」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芦野 | 作成日時:2019年6月1日 20時