今日:30 hit、昨日:4 hit、合計:6,269 hit
小｜中｜大
蟻犠（7） ページ15
安倍side
「あるんですか？方法が！」
芦屋についてきた妖怪は恐らく分身だろう
「俺の推測があってたらな
あんまり期待すんな」
「あの妖怪は恐らく本体じゃなくて分身だ」
「お前もあの妖怪に近づいて気づいただろ」
「あれは昨日までお前に憑いていた妖怪より
ケタ違いに力のある妖怪だ」
「ですね 触った時全身に悪寒がしました」
「でもあの体の小ささにしては力が強すぎる
多分あれは子供”働きアリ“みたいな
もんだろ」
「ということは親玉がいますね」「ああ」
「さっきの妖怪の群れはお前をどこかへ
運ぼうとしてた」
「恐らく親玉のところだ
エサにするために」
「…エサかぁ
やっぱり人食い妖怪もいるんですね。
カワイイと思う妖怪もいますけど。」
「妖怪＝マスコットとでも思っていたのか？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：芦野 | 作成日時：2019年6月1日 20時
