幸せ家族計画！【降谷零】Part4

156 ヒロside ページ11

穂花と零の子供達を見てきた帰り道。



お腹を大きくしていた穂花を見た時は、本当に驚いたし、その父親が零ということに喜びを覚えたのを覚えている。



ヒロ「蓮くんと煌くんかぁ…」



松田「けっこうイケてる名前だな。」



伊達「顔もあいつに似て、いい顔立ちだったしな。くぅ…羨ましい！」



零には言わないでと言われているけど、自分に双子の子供がいるなんて知らない零を見るのも辛い。



松田「すぐまた会えるだろ。」



ヒロ「そうだな。」



伊達「運命はある！俺とナタリーも…」



松田「その話、聞き飽きた。」



伊達「なっ！」



幼い頃から、零が穂花のことをずっと好きなのも、穂花が零を好きなのも知っていた。



だからこそ、2人には幸せになってほしい。



'' 俺、思ってる以上に、穂花の事好きだ。''



'' 零の事、昔は喧嘩っ早い奴だなって思ってたんけど、最近はなんだか違うの。初めての気持ちで戸惑ってる。''



そんなこと言ってたっけ。



今じゃそんな2人が、親になった。



伊達「幼馴染で、感慨深いもの出てくるんだな。」



ヒロ「あぁ。2人と人生の半分以上一緒に過ごしたから。」



松田「俺がお前だったら、あいつと人生の半分以上一緒にいたら、反吐が出るな。」



伊達「酷いこと言うなぁ、お前はもう少し大人になれ。」



松田「へいへい。」

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