幸せ家族計画！【降谷零】Part3

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蓮「仮面ヤイバー参上！」



煌「もっと体を大きくするんだよ！」



蓮「どんなかんじでやるの？」



煌「ここはこうやって…」



ただいま2人は、仮面ヤイバーになるため、決めポーズを練習中。



理由は零や、仮面ヤイバーみたいなヒーローになりたいからだそう。



私は相変わらず、坂本先生のことばかり考えて、何事にも集中できない。



蓮「ママ、お風呂入りたい！」



『あっ、溜めるの忘れてた！？ごめん、今すぐ溜めるから！』



本当何やってんだか…



煌「ママらしくないよ？」



『少し疲れちゃったのかな…？でも、ママは大丈夫だから安心して。』



煌「ほんとう？」



零「パパが、ママはなんでも1人でなやんじゃうから、ママがいつもとちがう時は、おはなしきいてあげてねって、言ってたよ。」



零…いつ、そんなことを2人に教えたんだろう。



『心配かけてごめんね。でも本当に大丈夫。お風呂そろそろ溜まるから、入っておいで。』



「「うん！」」



2人は私の事を、見てないようで、ちゃんと見ているんだなと思った。



坂本先生のことで悩むのは、もうここまでにしよう。



私には家族がいる、大事にしたいと思う存在がいるのだから。



気持ちを入れ替えて、私は家事を再開した。

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