検索窓
今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:228,106 hit

132 零side ページ36

家に着く頃には、もう2人は眠っていて、ビクともしない。



『…本当に仕事に連れて行ってもいいの?』



零「大丈夫。事件現場とかに連れていくわけでもないし、少しだから。」



『それならいいけど…』



零「風見以外にも、子供達に会いたいと言ってる奴らが、何十人もいる。」



『そんなにも…、2人はどこに行っても、人気ね。』



零「そうだな。」



俺にとって子供達の存在は、他のものに変えられないくらい大切な存在。



そして心のオアシスだ。



そして穂花も…



『ありがとう…子供達のこと、大切にしてくれて。本当はすごく怖かったの。零に会った時、どれほどの責任感を負わせちゃうんだろうって。』



零「確かにすごく不安もあった。けど、それより家族に対する愛の方が大きい。そんな責任どうってことない。」



『零…』



穂花の小さい体を抱きしめて、頭を撫でる。



零「好きだ。」



あの事件の時、はっきりと好きだということを伝えられないままだった。



『……私も。』



やばい……心臓が早い……こんなになったのは、久しぶりだ。



『零すごくドキドキしてる…』



零「…そう出来るのも、今のうちだぞ。」



一旦彼女から離れた後、彼女の唇を奪う。



柔らかい…何度もキスしたことはあるが、やみつきになる。



恥ずかしがって、顔を赤らめながらも、俺に全てを委ねてくるのもいい。



『……やられた』



零「だから言っただろ?」

133→←131 零side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
372人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 106話なんですが、目覚まし時計が目指し時計になってました!! (2020年7月3日 15時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます!これから受験で思うように、更新できないかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると、幸いです。 (2020年1月10日 22時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
- 何回読み直しても、凄く面白いです! これからも更新頑張ってください! (2020年1月9日 23時) (レス) id: ca55126345 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:利香信者 | 作成日時:2019年12月15日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。