幸せ家族計画！【降谷零】Part3

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『寒い……そろそろコタツ出さないとキツいかな…？』



師走の候、家の中でも寒さが残るようになり、暖房が欠かせなくなってきた。



煌「出そ出そ！」



クリスマスツリーも片付けたことだし、入れ替わりでコタツを出すか！



電気代は高くなるけど、我慢するより全然いい。



電気代が高くなる代わり、食費を浮かせばなんとかなるし。



コタツを出し、セットをして使える状態にした。



蓮「入ってもいい？」



『いいよ。まだ暖かくないけどね。』



煌「布団気持ちいい…」



やっぱりコタツは人をダメにする。



コタツがあると、朝起きたくなくなるし、動きたくなくなっちゃう。



それも冬の醍醐味かもしれないけど。



『あっ、暖かくなってきた。』



蓮「パパが来れば、みんなで暖かくなれるのに」



『そうだね。待ってればいつか来るから。』



煌「なんかお腹空いちゃった」



時計を見ると、もうすぐ12時になる頃だった。



『お昼ご飯の時間かぁ……うどんとか温かいやつがいいよね。』



蓮「うどんにしよ！」



『今から作るから、少し待っててね。』



あぁ…今まさに、コタツから出たくない！



出た瞬間、冷たい空気に当たって寒い。



けど、うどんを作って鍋の熱気に当たったら、逆に汗が出そうなくらい暑くなった。



『出来たよ！』



「「いただきます！」」



不器用ながらも、箸を使ってうどんを啜る。



『温かい…これからずっとうどんにしようかな。』



簡単だし。



蓮「ずっとうどんでいいよ！」



煌「美味しいもん！」



じゃあ、お言葉に甘えてそうさせていただきます。

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