122 零side ページ26
零「いってくる。」
『いってらっしゃい。』
「「いってらっしゃい!」」
この一言だけで、その響きで、やる気がみなぎってくる。
『気をつけて。』
零「明日の夕方には帰ってくる。だから…待っててほしい。」
ただその一言を言うだけなのに、恥ずかしくなってしまう。
『言われなくても、待ってるよ。』
そう言って笑う。
子供達は、クリスマスにもらった仮面ヤイバーで遊ぶと言って、去っていった。
零「じゃあ、今度こそいってくる。」
『いってらっしゃい。』
子供達がいないならいいかと、キスをする。
当然、急にキスをされたら驚くはずで、穂花はぼわ
っと顔を赤らめている。
『ほ、ほら!早く行かないと遅れちゃうよ!?』
大声で恥ずかしさを紛らわしているらしいが、バレバレだ。
渋々家を出て、車で仕事へ向かう。
風見「こんにちは。今日は午後からの出勤ですか?」
零「ああ。ここ1週間、休みがほとんどなかったからな。」
風見「そうですか……、降谷さん、ポケットに入ってるそれは?」
零「?」
言われた通り、ポケットの方を見ると、子供達のおもちゃが何個か入っていた。
零「子供達が入れたんだろう。でもなんでスーツのポケットに…」
風見「子供がすることは、予想がつきませんね…」
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奏 - 106話なんですが、目覚まし時計が目指し時計になってました!! (2020年7月3日 15時) (レス) id: 4366abe273 (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます!これから受験で思うように、更新できないかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると、幸いです。 (2020年1月10日 22時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
綾 - 何回読み直しても、凄く面白いです! これからも更新頑張ってください! (2020年1月9日 23時) (レス) id: ca55126345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年12月15日 11時