幸せ家族計画！【降谷零】

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『ここからなら、おじいちゃん達の家の方が近いし、行ってみようか。』



「「うん！」」



懐かしい家、お父さん、お母さん、何1つ変わってなくて安心した。



母「あら、いらっしゃい。2人とも大きくなってねぇ！」



蓮「すっごく背伸びたんだよ！」



煌「もっと大きくなるんだよ！」



父「元気に育ってて、安心したよ。」



『近くまで来たから、寄ろうと思って。』



子供達は庭で遊び始めて、私達は子供達を見ながらお茶を飲んだ。



両親の顔を見ると、なんだか安心して、どんな悩みも打ち明けられると思った。



『……私、どうしたらいいのかわかんない…。パパに会えるよって言ってるのに、本当は会わせることも出来ないの…』



今まで溜めていた涙がどっと溢れる。



母「大丈夫よ。絶対会えないなんて、確証はないでしょう。」



父「零くんは君たちにこんなに想われているんだ。きっと会える。それまでは辛抱強く待とう。」



『……うん。』



お母さんがティッシュで、目元を拭いてくれた。



母「泣いてたら、子供達が心配しちゃうわよ。」



『そうだよね…』



急いで泣き止んで、笑って過ごした。



父「今日は泊まっていったらどうだ？」



『え…？』



「「泊まる！」」



子供達も、お父さん達も、久しぶりに会えた喜んでるし、たまにはいいかな。



『じゃあ、今日は泊まろうか。』



「「うん！」」

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