幸せ家族計画！【降谷零】

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蓮「なんでパパに会わないの？」



煌「俺たちパパに会いたいよ。」



『いつか会えるから、大丈夫だよ。パパ元気なんだから。』



蓮「いつかっていつ？」



煌「明日会える？」



『うーん…、わかんないなぁ。』



そう答えると、2人は会いたいと駄々をこねはじめた。



会いたいと言われても、会えないのが現実。



風見さんに電話してみようかと思ったけど、自分の力で会いたいって言ったすぐなのに、電話をかけるのは変かなとも思った。



『最近2人とも、保育園で木登りして怒られてるでしょ？怒られなくなったら、パパに会わせてあげる。』



煌「保育園で木登りしなきゃいいの？」



『うん。あと、ママのお手伝いしてくれたら、もっといいかも。』



蓮「どっちもやるよ！」



『ありがとう。パパに会えるように頑張ってね。』



「「うん！」」



これで会えたら、どれだけ幸せか。



『じゃあ、ママご飯作るから、遊んでてね。』



煌「ううん、手伝うよ！」



蓮「何作るの？」



『今日は、オムライス作るよ。2人は、卵をかき混ぜるのがお仕事ね。』



その他の作業は、1人でぱぱっと終わらせた。



『はい、2人の出番ね。この卵グルグル混ぜて。』



煌「こう？」



そういって、殻を割らずに持ってクルクル混ぜ始めた。



それに蓮も。



いや、天然…？



『ママの説明が悪かったね。このボウルに入れて混ぜるの。こうやって卵を割ってね。』



そう説明して、やっと混ぜるところまで行った。



この天然は誰の血を受け継いだのだろうか…

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