13 風見side ページ15
(コンビニのおにぎりも、もう飽きたな)
公園のベンチに座って、おにぎりを頬張り、公安警察の風見裕也は、そんなことを考えていた。
報告書に追われ、犯人を追うような生活をしていれば、どうしてもコンビニの物で済ませるようになってしまう。
(見晴らしもよく、緑のある公園なのに、綺麗と思えない。)
犯罪に関することを仕事としてやれば、綺麗なものを認識しづらくなってしまうようだ。
そろそろ彼にも癒しがほしい頃…
すると、春風に乗って甘い香りが鼻腔をくすぐる。
つられて、目をやるとそこには、見たことないくらいの美人な女性が立っていたのだ。
『あの、隣座ってもいいですか？迷惑ならいいんですけど…』
風見「迷惑なんてとんでもない！どうぞ！」
『ありがとうございます。』
ニコッと輝かしい笑顔を向け、隣に座れば、彼は彼女の虜になる。
所謂、一目惚れというやつだ。
(綺麗だ…)
まぁ、あの降谷さんを虜にするだけの美人なんだから、彼がそう思うのは当然だ。
彼女は、鞄からナイトバロンシリーズの1作目を取り出し、読み始めた。
見れば、見るほど惚れてしまう。
肩くらいまでの茶髪を、耳にかけ、艶やかな赤い唇は、透き通るような白い肌に似合っている。
鼻も通っていて、目も二重で、全てが完璧だ。
じーっと見つめ過ぎてしまったのか、自分の視線に気づき、目が合ってしまった。
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利香信者(プロフ) - 教えてくださって、ありがとうございます！ (2019年9月15日 10時) (
レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
壟薇 - 透が通るになってますよ (2019年9月14日 22時) (レス) id: ba5f7bf38b (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ありがとうございます！さすがだなんて、私はまだまだですよ！期待にこたえられるように、頑張りますね！ (2019年9月1日 14時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - またまた失礼します！さすがですね！今回も面白かったです。続きを楽しみにしています！ (2019年9月1日 13時) (レス) id: 770160d3db (このIDを非表示/違反報告)
利香信者(プロフ) - ついに少年探偵団登場！ (2019年9月1日 0時) (レス) id: 160fa727cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利香信者 | 作成日時：2019年8月22日 23時
