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ーさとみー
カフェではあまり話を聞けなかった。
多分、莉犬に酷いヤ られ方をされたのだろう。
莉犬だってそんな気でしていないと思うけど、
感情に任せると、人間は何をするかわからない。
今も尚、震えているAちゃんの手。
事務所の前に着く。
エレベーターに乗ろうとすると袖を掴まれた
「ほんとに…守ってくれますか、？」
控えめに、うるうるとした瞳で
まるで捨てられた犬のように聞いてくる。
こんなん助けない奴いんのかよ
さ『おう。安心しろ。』
根拠なんてないけど、守れる気しかしなかった。
5階に着いて、皆が集まっている部屋へ入る
さ『やっほー』
軽く挨拶すると返ってくる挨拶。
その中で一人、
り『A、来て。』
いつもより少し低めの声。
明らかに不機嫌な莉犬がAちゃんを呼んだ。
俺は咄嗟にAちゃんの手を掴む。
さ『ごめん莉犬〜、今日俺の日だから〜』
まぁ、する気ないけど。
そう言うと、莉犬は少し拗ねたような顔をする
な『莉犬くん、今日は我慢ね〜』
なーくんのお陰で助かった。
このまま連れてかれたら、きっと、、。
震えるAちゃんを引っ張り
となりの部屋へ行きベッドへ押し倒した。
さ『守るって言ったけど…』
俺も正直シ たいと思ってる。
「さとみさん…、っ」
溢れ落ちる涙。綺麗に拭き取る。
さ『ごめん、』
守ると約束したから、
それを破るわけにもいかない。
Aちゃんの上から退こうとした。
「まって…、ください…」
ぎゅっと胸元の服を掴まれる。
「さとみさんなら…いいですよ、」
震えている手、瞳、唇。
全てが輝いてみえた。
さ『えっ？、でも、』
ここまでくると理 性が効かない。
強く目を瞑っているAちゃん
さ『じゃあ、するよ、？』
そういうと頷くAちゃん。
その合図にキスを落とした。
・
さ『……はぁ、』
キスまではできたけれど
肝心の先の事はできなかった。
震えて今にも消えそうな女の子、
誰があんな乱暴に抱 けるかよ。
目の端に溜まってる涙を舐めてすくった。
あまりにも綺麗なその寝顔にまたため息をついた。
さ『守るよ…今日だけ、ね？』
頬にキスをして皆がいる部屋へ戻った。
・
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つかさ - すんごく！面白いです✨ころちゃんめっちゃ優しい！莉犬くんのメンヘラ最っ高❤️ (11月13日 0時) (
レス) @page20 id: 10980ac280 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅり - 更新頑張ってください！！ (2022年8月13日 13時) (レス) @page44 id: 23fc903083 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅり - めちゃめちゃ面白いです！！りいぬくんがメンヘラ過ぎてビックリしましたwwたまにRもいいですね。w (2022年8月13日 13時) (レス) @page44 id: 23fc903083 (このIDを非表示/違反報告)
絆 - 更新待ってますね (2020年12月29日 3時) (レス) id: e4973691c7 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 更新楽しみにしてますね (2020年12月16日 16時) (レス) id: 0d15cce947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：え ん じ ぇ る | 作成日時：2020年1月11日 21時
