殺人鬼と突然の再会 ページ2
｢お久しぶりです。殺人鬼のおにいさんっ｣
この声が聞こえた人達はキョロキョロと辺りを見回す。誰だってそうするだろう。。
｢おにいさん聞こえてますよね？ 無視しないでくださいよー｣
振り向くまでずっとついてくる予感がしたので、僕はしょうがなく振り向くと、肌はすべらかで白く、透き通るような金髪をもつ少女がいた。彼女は僕に儚げな雰囲気をもつ美少女という印象を与えた。
｢やっと振り向いてくれましたね。おにいさんっ！てあの時はお面をつけていてわからなかったけれど、イケメンだったのですね。知りませんでした｣
｢そりゃあ、どうも｣
褒められることになれていない僕は、こういう時の返しかたがわからない。
｢それはそうとおにいさんは、私のことを覚えていないようですね。悲しいかぎりです。まぁ、嘘ですけど。私はルーナ・ガルシアと申します｣
ルーナ・ガルシア……何処かで聞いた気もするけれど思い出せない。
｢おにいさん積もる話もあることですし、あそこのカフェに行きましょう。私行ってみたかったんですよねー｣
ぎゅっと僕の手を握り、スタスタと歩きだした。
ルーナちゃんの手を振り解くこともできたが、何故かする気にはならなかった。
｢オレンジジュースとサンドイッチで。鬼いさんはコーヒーでいいですか？｣
｢じゃなくて！｣
｢じゃあ、鬼いさんは何にするんですか？｣
｢いや、それは珈琲でいいんだけど。あっ、お砂糖もお願いします｣
かしこまりました。少々お待ちください。と注文を取り終えたウエイトレスは厨房へと消えていく。
｢おにいさんの呼び方が変に感じたんだけど｣
｢さすがです、鬼いさん。おにいさんの『おに』と殺人鬼の『鬼』をかけてみたんです｣
けど、安直すぎましたかねと彼女は続ける。
｢鬼いさんのお名前は？ 私も名乗ったことですし｣
ルーナちゃんが勝手に言っただけだけど。と心の中で呟く。
｢ノエルだ｣
咄嗟に嘘をつく。
｢嘘ですよね｣
即行でばれてしまった。
｢あぁ、嘘だ。僕の名前を君に教えたくないからな｣
｢そうですか。けど、私知ってるんですよ。鬼いさんの名前。A・Aさんですよね｣
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しぐ(プロフ) - ゆあ♪さん» あざす (2019年1月13日 8時) (
レス) id: 7d4dce28ea (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ♪(プロフ) - しぐさん» それはあざます(T-T)さすが早いな笑あとお前#7を#6にしちゃってない？(´･ω･｀) (2019年1月2日 18時) (レス) id: 243a7bbe66 (このIDを非表示/違反報告)
しぐ(プロフ) - ゆあ♪さん» ありがとー(*´∇｀*)もう読んだぜ( ・`д・´) (2018年12月31日 8時) (レス) id: 7d4dce28ea (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ♪(プロフ) - #2の女の子の台詞で名前変換できてないのあるよー｡新作おめ。続き楽しみにしてるね。あと暇だったら是非私も新作を出したからせめて読んでくれ。頑張れ。 (2018年12月31日 0時) (レス) id: 243a7bbe66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぐ(シェゾ) | 作者ホームページ：
作成日時：2018年12月30日 17時
