彼氏が何故か理性に耐えるのでぶち壊そうと思う【おそ松】

きゅう ページ10

｢ 相変わらずAの飯はうまいな！ ｣


『 ふふ 、良かった。一松は？ 』


｢ ... 知らない｣





知らない 、だと！？





『 美味しいくらい言ってくれてもいいんじゃない〜？ 』


｢ ふんっ ｣


『 はいはい 、不味ければ食べませんもんね

ツンデレありがとうございますぅ 』


｢ 何にキレてんの... ｣





コノヤローと思うが今日は協力して貰っている身

いいんだ、幼馴染の私は知っているぞ

君の 知らない は 美味しい だもんねぇ





｢ ... いちまっちゃんが俺に会いたいなんて珍しい事もあるなー ｣


｢ それは口実。こいつのハンバーグが食べたかっただけ ｣


『 ｺﾞﾌｯ ... ！！！ 』





思わず噎せてしまう

大丈夫かとおそ松に背中をさすられながらお茶を飲んだ所で一松は再び口を開いた





｢ Aは俺の知ってる女性の中で1番可愛い上に料理も上手いから ｣


『 うぇ ... 』




今度は変な声が出た

何それ初めて聞いた

くそ、ちょっと照れる





｢ ... 人の嫁口説かないでくれる？ ｣


｢ 籍入れてないだろ 、俺達も遠の昔に婚約してる ｣





と 、二人で私の顔を見つめる

ちょ 、ちょっと待って



この会話だけ聞いてると私二股の最低なヤツだけど

おそ松としか婚約した覚え無いよ ... ！？

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