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エ「大好きな...船長の、子...?」
ル「うっ、うぅ...ぇぐっ...」(泣)
シ「あァ...俺は、元ロジャー海賊団だ。つっても、ただの見習いだったが...」
エ「!!!?」
シ「ルフィ、予定より会うのが早くなっちまったな。その帽子は、もう少し預かっておいてくれ。
そして、いつかきっと、もっと立派になって返しに来い。」
ル「う"ん"っっ!!!」(泣)
ガ「赤髪ィ...!」
怒るに怒りに行けないガープ。
シ「にしても...大きくなったなァ、ルフィ。泣き虫なところは変わって無さそうだがな!w」
『シャンクス、今はそれどころじゃないだろう。』
シ「あっ、そうだった。」
赤「やはり...やはり5年間で海賊との繋がりを!!!」
『あながち間違いではないけれどね、シャンクスと知り合ったのは旅に出る前だよ。』
赤「!!?...やっぱり、貴女様もここで、ここで死んで貰わにゃならん!!!」
もう一度、拳を振りかぶる赤犬。
(あきらめ悪くてごめんなさい☆)
シャンクスの目の色が変わる。
Aは、鞘に納めていた白夜を再び抜く。
『サカズキや』
シ「!」
何かを察したシャンクスがAの後ろに下がる。
コビーは、先程ヘルメッポが回収して行った。
シ「今のうちに船に戻れ。エース、ルフィ。」
エ「お、おう!!」
シ「またな、ルフィ。」
ル「お"う"っ!!」(泣)
赤「行かせるかァ!!!」
『行かせるんだよ。サカズキ。
止まりなさい。』
喉元に突き立てられた、純白の剣先。
サカズキが止まる。
少しして、刀を下ろすA。
動き出そうとするサカズキ。
『何か、忘れてはいないか。』
心地よくない声音。
その声はいつもより低く、身体の芯の奥底まで響き、
ザワザワと恐怖を駆り立てる。
『吾は命じたはずだ。
これ以上犠牲を増やすなと。
戦争をやめよと。』
シ「...」
『其方は未だ、止まらぬと言うのか。
吾の言う事に、逆ろうと言うのか。』
赤「ッ...」(冷汗)
『何か勘違いをしておるのやも知れぬな。
吾は、何もこの口で言の葉を紡ぎ、其方等のその耳に態々届けてやらずとも、
いとも簡単に其方等を止められてしまうほどの武力を有しておる。
殺すこととて厭わぬ。
始めから武力行使をすることとて出来たのだ。
なのに
なのにだ
吾は態々
この口で態々言の葉を紡ぎ
穏便に済ませてやろうとしておるのよ。
吾の言いたい事、分かるな?』
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宵桜の館(プロフ) - 鯖缶さん» ありがとうございます!良かったです!! (2022年11月3日 21時) (レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
鯖缶 - 本当に面白かったです!マジで最高でした! (2022年11月3日 20時) (レス) @page28 id: 54cf00e903 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - お布団さん» こちらこそありがとうございます!!すっごい嬉しいです!読んでくださってありがとうございます!! (2022年7月1日 21時) (レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
お布団 - まじ一気読みした、、いやさぁ、面白すぎやろ、設定も何もかも完璧でいやほんと好きになった、作ってくれてありがとうございます!読ませてくれてありがとうございます!! (2022年7月1日 15時) (レス) @page28 id: 7784361647 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - るなさん» ありがとうございます!!そう言っていただけてとても嬉しいです!!こちらこそ、ありがとうございます!! (2021年8月10日 10時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時:2021年4月12日 2時