海と島 ページ2
モビーを降り、海に入って早1時間。
『．．．』
《あっ！A様〜！》
《A様だー！》
『おや．．．』
《どこに行かれるのですか〜？》
『海軍本部だよ。』
《途中までお供致します！》
《僕も〜》
《私もー》
《お、俺も．．．》
『うん、ありがとう。』
海王類たちと並走しだす。
海王類たちは次第に増えていき．．．
最終的に、Aを先頭にした大行列となった。
ちなみに、Aは人魚の姿である。
変身も出来るのだ。
数時間して、海軍本部近くの島に着く。
『私は、この島に上陸するよ。着いてきてくれてありがとうね。』
《はーい！》
《いえいえ〜！お気を付けて〜！！》
《何時でもお呼びください！》
《失礼致します。》
《失礼します！》
『うん、またね。』
海王類たちが去って行く。
それを確認して、島に上がる。
人が見ていないのを確認して。
不思議と、服も髪も濡れていない。
少し歩けば、人と会う。
『すみません、』
人｢はい、なんでしょう？｣
『この島の名前を教えて頂けませんか？』
人｢あぁ！この島の名前はマリー島ですよ。｣
『ご親切にありがとうございます。』
人｢いえいえ。｣
『お礼にこちらを．．．』
Aが差し出したのは、青緑色に輝く宝石の付けられたネックレス。
人｢！？いやいやそんな．．．島の名前をお教えしただけですし．．．｣
『島の名前がわからなくて困っていたんです。是非、受け取ってください。』(ﾆｺｯ
人｢あ、貴女がそう仰るのなら．．．ありがたく．．．｣
『はい。ありがとうございました。』
人｢いえいえ、こちらこそ！｣
人と別れる。
少し歩き、人のいない所へ出る。
『"storage"』
亜空間の中から、電伝虫を出す。
Aの手に擦り寄る電伝虫。
『"close"』
亜空間を閉じ、電伝虫と向き合う。
『海軍本部へ掛けてくれるかい？』
電｢ﾐｯ！．．．ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ ﾌﾟﾙ ｶﾞﾁｬ
セ｢こちら、海軍本部。何かありましたか？｣｣
『6年ぶりくらいかな、センゴク。』
電｢セ｢！！A宮様！！お久しゅうございます！！｣｣
『うん。久しぶりの所悪いんだけど、迎えを頼んでもいいかな？』
電｢セ｢もちろんにございます！何処にいらっしゃいますか？｣｣
『マリー島という所だよ。』
電｢セ｢かしこまりました！直ぐに向かいます！｣｣
『うん、よろしくね。』
電｢セ｢はい！失礼致します！｣｣
『うん。』
電｢ｶﾞﾁｬ｣
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宵桜の館(プロフ) - 鯖缶さん» ありがとうございます！良かったです！！ (2022年11月3日 21時) (
レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
鯖缶 - 本当に面白かったです！マジで最高でした！ (2022年11月3日 20時) (レス) @page28 id: 54cf00e903 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - お布団さん» こちらこそありがとうございます！！すっごい嬉しいです！読んでくださってありがとうございます！！ (2022年7月1日 21時) (レス) id: 3929f2196b (このIDを非表示/違反報告)
お布団 - まじ一気読みした、、いやさぁ、面白すぎやろ、設定も何もかも完璧でいやほんと好きになった、作ってくれてありがとうございます！読ませてくれてありがとうございます！！ (2022年7月1日 15時) (レス) @page28 id: 7784361647 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - るなさん» ありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです！！こちらこそ、ありがとうございます！！ (2021年8月10日 10時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵桜の館 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Yozakura_hmp/
作成日時：2021年4月12日 2時
