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社長の挨拶の後、それぞれの配属先に移動してくれってことになり入社式は無事に終わった。
いやそれにしても、まさかの大介さんが此処の社長？
『急に親父の仕事継ぐことになったんだよねぇ』
とか言っていたけど、此処のこととは。
「はーい、第一開発事業部への配属された方はこちらですよ」
あ、私だ！！
そうそう、なんと希望する開発事業部へと無事に配属されるのとになりました。
ご丁寧に手を上げて"此処だよ"と教えてくれてる男性の下へ急ぎ足で向かう。
「あのっ、この度第一開発事業部へ配属された片桐Aと申します！」
近付いてみるとめちゃくちゃ背の高い男性だと分かり、おお！と見上げていれば、男性はニコッと笑って私を見下ろした。
「片桐さんね。俺は第一開発事業部課長の岩本って言います。君合わせて、４人しかいない部署ではあるけど宜しく」
「はい！よろしくお願いします！」
岩本さんと私合わせても４人しか居ないんだ。
こんな大きな会社なのに意外と少ないんだなって。
「それじゃあ案内するから着いてきて」
「はい！」
課長を見上げて必死に頷くと、何故か目を細めてククッと笑った。
エレベーターに乗り５階で止まると、長い廊下を歩いて行く。
廊下の壁沿いの棚には自社開発の玩具やゲーム達がズラリと並んでいて、ああこれで昔遊んだなとか思いだしながら歩いていると、課長が止まった事に気が付かなくて大きな背中に鼻をぶつけてしまった。
「ぶふっ！！」
「大丈夫？」
「ひゃい、大丈夫です！」
「ひゃいって！ ああ、此処がウチの部署ね。はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
課長自らドアを開けてくれるなんて！！
そういえば迎えに来てもくれたし、なんて良い人なんだろうかと感動しながら部屋の中へ入る。
今日から此処で働くんだなと思うとドキドキする。
「えっと、結構ウチ自由にやってるからさー……あ！いたいた、向井〜」
「ん〜？ あ、岩本さんその子が新しい子なん？」
「そ。片桐さんね、んでこっちが向井。他にもいんだけど、今いないからおいおい紹介するとして、君のデスクはここ！」
向井さんという人の隣で、デスクに鞄を置いて「よろしくお願いします！片桐です」と挨拶をすると、人懐っこい笑顔で「よろしくなぁ」と手を振ってくれた。
課長といい向井さんといい、優しそうで良かった。
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ゆきんこ(プロフ) - あきさん» あき様、こんばんは☆ツンツンデレデレ、なでなで、スリスリ←（笑）したくなりますよね！そんな自分の願望を主に叶えてもらおうと思ってます(o^^o) (2021年5月12日 19時) (
レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - acoさん» aco様いつもありがとうございます☆ほんとそうですよね！私なら拝み倒すなと（笑）是非目の前にあの腹筋があるのを想像して読んでもらえたら（笑）これから少しずつ二人の変化を楽しんでもらえるように頑張ります！ (2021年5月12日 19時) (レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんにちは☆朝から破壊力抜群な桃色さんをありがとうございます！いやぁ、あの美しい腹筋を目の前で見たら、そりゃ触りたくもなるし、拝みたくなりますよね←は(笑)？ (2021年5月12日 17時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！朝から佐久間さんの美しい体拝めるなんて幸せるぎるシチュエーション！！私も触りたい！これからどうなっていくのか楽しみにしています！！ (2021年5月12日 15時) (レス) id: 5529cc6a26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様、コメントありがとうございます!! キュンとしてもらえて嬉しいです(^^)なかなか展開が進みませんが、もっとキュンを増やせるように頑張ります(^^) (2021年5月4日 13時) (レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年4月15日 13時
