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「お前さ昨日俺に聞いたよな？ 俺はオタクかって」
「……はい」
「それは正解。俺はめちゃくちゃオタク中のオタク」
「あはっ、やっぱりですか！ 仲間じゃないですか！」
私はゲームオタクだ。
なんとなく大介さんがなんのオタクか分かってはいるけど、今は敢えて言わない。
「でも絶対バラすな。死んでも言うな」
「な、なぜでしょう？」
なぜそんなに隠す事に必死なのか気になって、大介さんの全身を見てみる。
そういえば家でのダラけたダボッとスタイルの大介さんと、今のスーツをビシッと着ている大介さんとは印象がかなり違う。
「怒られるの。立場的にしっかりしてくれって」
「パパさんに？」
「違うけど」
じゃあいったい誰に？
「と、兎に角。俺たちは他人！ だから俺がオタクってのは秘密！内緒！言わないでくれたらいいの！わかった？」
とっても必死な大介さんを見ていると、社長って役職も結構大変なんだなって。
まるでシュンて耳を垂らしてるワンコのように見えて、思わずふわふわの大介さんの頭へ手を伸ばした。
「なっ！？」
なでなで。
「わかりましたよ。言いませんから、安心してください」
「………」
そもそもそんな事言えるような親しい人いないけど。
とりあえずこれから家でも会社でもお世話になるわけだから、大介さんの秘密は守ろう。
「ていうか、降りなくていいんですか？」
きょとんとして私を見る大介さん。
「そうだった。飯、食いに来たんだった」
「ふふ、美味しいですね。ここの社食」
「そ？ …なら良かった。じゃあ、ていうわけで頼んだぞ？」
そんな疑う目で見なくても大丈夫ですよ、と頷いておいた。
運良くずっと停止したままだったエレベーターの開くボタンを押した大介さんは開いたドアから外に出て、顔だけをこちらに向けると言った。
「……入社おめでとう。頑張れよ」
「はい。ありがとうございます」
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ゆきんこ(プロフ) - あきさん» あき様、こんばんは☆ツンツンデレデレ、なでなで、スリスリ←（笑）したくなりますよね！そんな自分の願望を主に叶えてもらおうと思ってます(o^^o) (2021年5月12日 19時) (
レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - acoさん» aco様いつもありがとうございます☆ほんとそうですよね！私なら拝み倒すなと（笑）是非目の前にあの腹筋があるのを想像して読んでもらえたら（笑）これから少しずつ二人の変化を楽しんでもらえるように頑張ります！ (2021年5月12日 19時) (レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんにちは☆朝から破壊力抜群な桃色さんをありがとうございます！いやぁ、あの美しい腹筋を目の前で見たら、そりゃ触りたくもなるし、拝みたくなりますよね←は(笑)？ (2021年5月12日 17時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
aco(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいています！朝から佐久間さんの美しい体拝めるなんて幸せるぎるシチュエーション！！私も触りたい！これからどうなっていくのか楽しみにしています！！ (2021年5月12日 15時) (レス) id: 5529cc6a26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ふさん» ふ様、コメントありがとうございます!! キュンとしてもらえて嬉しいです(^^)なかなか展開が進みませんが、もっとキュンを増やせるように頑張ります(^^) (2021年5月4日 13時) (レス) id: 07fd991e4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年4月15日 13時
