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スーツ姿で社長モードの大介さんがズカズカとこちらへやってくるけど、おぼつかない足のせいで逃げることもままならない。
だから阿部さんに掴まったまま大人しくしていれば、目の前にドーンと立って顎を上げた状態で見下ろされる。威圧感ヤバい。
「だ、大介さ、」
「お前はお馬鹿さんなのか？ なんでこんなにフラフラになるまで飲んでんの」
「え、えっとそれは久しぶりで、」
「だったら余計に加減しろよ。男だって居たんだからなんかあってからじゃ遅せぇんだぞ！」
「うっ、」
大介さんが怒ってるのを実は初めて見た。
普段はクリクリしてて大きな目をギッと細めて私を見下ろしてくる。
「でもっ、岩本さんと向井さんだけで」
「男は男じゃん」
はっやー。即答されたよ。
確かに男性は男性だけど、それを言われてしまうと何も言えずに俯く私。
「Aが酒飲んで意識ないとか突然聞かされたらさ……心配するでしょ」
………ん？
今度は声のトーンが柔らかめになって、少し怒りが収まったのかなってチラリと見上げると何故か大介さんまでも泣きそうな表情を浮かべていた。
というか意識ないはちょっと大袈裟だよ。
「阿部ちゃんも阿部ね。飲み過ぎたからって言ってくれれば良かったのに」
「言おうとしたよね。けど佐久間が何も聞かずに車出せって言ったんだよ？」
「………ふん」
隣で楽しそうにクスクス笑ってる阿部さんに対して気まづいのか、そっぽ向いて首の後ろを撫でる大介さんは、そのまま目線だけを私へ戻す。
「これからは連絡して。…心配しちゃうから」
「……はい」
トクン、て胸の奥が鳴った。
何処と無く擽ったい雰囲気が漂って、コホンと阿部さんの咳払いで二人とも顔を持ち上げる。
「なんか良い感じだよね、二人って！」
「はあ？」
「えっ？」
声まで揃って阿部さんを見る。
良い感じ、てなに？
「うふふ。Aさんが佐久間のとこへ来てくれたおかげで佐久間の普段の食生活もまともになったし。そのおかげかほらちょっとふっくらした」
眉を寄せてる大介さんの頬をツンツンしてるけど、それをパシッと払いのけられてる。
へえ、そうなんだ。
確かに放っておくと何食べてるの？って状態で、夜中に起きて見ればリビングのソファに寝転がって寝てたもんな。
テーブルの上にコンビニで買ってきたらしい食べ物とか散らかしたままで、ほんとに社長さん？て感じだった。
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三色団子(プロフ) - とても2人が可愛かったです！！また番外編作ってくだいさいいいいいいいいいいいいいい (2022年9月12日 17時) (
レス) @page40 id: 63bbf48442 (このIDを非表示/違反報告)
三色団子(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！！！！！ (2022年9月12日 17時) (レス) @page40 id: 63bbf48442 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 彩菜さん» コメント有難うございます！！わあっ、とっても嬉しいです(^^)有難うございます!!キュンキュンしてもらえ良かったです☆ (2021年6月9日 8時) (レス) id: 21f13df572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あやかぽん。さん» 最後までお待たせしました！そしてお読みくださり有難うございました(^^)大人のグッズどうだったでしょうね（笑）それはまた…です←最後の最後に爆弾仕掛けて終わりました（笑） (2021年6月9日 8時) (レス) id: 21f13df572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント有難うございます！ヤバいですよね（笑）これ本当は本編に入れたかったネタなんですが都合上入れられず番外編へ（笑）色々この後の妄想を読んで下さる方にしてもらおうと思って書きました← 続きは毎度の事ながらベッターであげる予定です(^^) (2021年6月9日 8時) (レス) id: 21f13df572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年5月17日 15時
