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「君があの家に来るまではヤバかったよ。毎日目の下にくま作ってるし。どんどんやつれていくし。目も据わっててさ、佐久間の良さを知ってる人間からすれば、佐久間らしさが全部なくなっていって。あまりにも心配だったから人事から秘書課に自ら異動しちゃったくらいに。
でも君が来てくれてから少しして、顔色はよくなったしふっくらしたし、なにより笑うようになった。仕事もね楽しくできてるみたいだし。今では自ら案をだしてるくらい勢力的」
阿部さんは私の方へ身体を向けて頭を下げる。
「ありがとう」
「え、いえ！私はなにもっ！！」
頭を下げてお礼を言われるようなことなにもしてないのに、と申し訳なくて手を振った。
「ううん。たぶん今は君が居るだけで元気貰ってると思うよ」
ドキッとした。
私が居るだけで？
そんなこと本当にあるとしたら、それってとても嬉しいなって。
「毎日ね二人になると、Aがこうでああでって煩いくらい。まるで嫁を語ってる時と同じレベルだよね」
「……っ」
恥ずかしくて頬を両手で包んだ私を楽しそうに見て、「これは可愛いはずだよね」て。えぇっ！？
「あ、あの、例えばなにを？」
「んー、Aさんって家では学生の頃のジャージ着てるってほんと？」
「ぬあああっ！！そんなこと話してるんですか！？」
それ普通は言っちゃダメなやつでしょ！！
乙女のプライバシーが守られていない！！
「似てるな」なんてボソッと言わないで。恨めしく見あげたら、サッと視線逸らすし。
「あとは、この間君の推しのモデルが佐久間だって知ったんだよね？ それからはたまにうっとり見つめられてる気がするって」
「うはっ、バレてたっ！」
「ふふふ、それからね、」
「もういいです！全部聞いちゃったら、これから阿部さんの顔まともに見れなくなりそうです！」
「えー、それは困るからやめよっか」
全然困ってそうな顔をしてないけどね。
めっちゃにこにこだし。
「でね、俺が言いたいのはさ」
ここからが本題だとばかりに咳払い。
「俺は君たちお似合いだと思うんだけど。佐久間なんてどう？」
「……どうって？」
「恋人にする気ない？ すごく良いと思う。おすすめするけど」
「ふえっ、いや！だって、お兄さん…」
「戸籍上は他人だよー」
なんて言われてそれに乗っかってしまったら色々大変じゃないの？
それにしてもなんで私に？
てか阿部さんって何考えてるんだろう？
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三色団子(プロフ) - とても2人が可愛かったです！！また番外編作ってくだいさいいいいいいいいいいいいいい (2022年9月12日 17時) (
レス) @page40 id: 63bbf48442 (このIDを非表示/違反報告)
三色団子(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！！！！！ (2022年9月12日 17時) (レス) @page40 id: 63bbf48442 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - 彩菜さん» コメント有難うございます！！わあっ、とっても嬉しいです(^^)有難うございます!!キュンキュンしてもらえ良かったです☆ (2021年6月9日 8時) (レス) id: 21f13df572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あやかぽん。さん» 最後までお待たせしました！そしてお読みくださり有難うございました(^^)大人のグッズどうだったでしょうね（笑）それはまた…です←最後の最後に爆弾仕掛けて終わりました（笑） (2021年6月9日 8時) (レス) id: 21f13df572 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント有難うございます！ヤバいですよね（笑）これ本当は本編に入れたかったネタなんですが都合上入れられず番外編へ（笑）色々この後の妄想を読んで下さる方にしてもらおうと思って書きました← 続きは毎度の事ながらベッターであげる予定です(^^) (2021年6月9日 8時) (レス) id: 21f13df572 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年5月17日 15時
