* ページ21
TY side
"A"
すぐに出た。
"A「.........ヨボセヨ?テヨナ」"
TY「.........聞いてない」
"A「.........ごめん、テヨナに言ったら傷付くかと思って.........」"
TY「.........隠されてた方が傷付く」
"A「だよね.........」"
電話の向こうからAが相当申し訳なさそうに謝ってきた、正直Aへの想いが溢れそうになった、
けど、向こうからしたらもうただの元彼で今は友達、なんとも思ってないだろう、
"A「.........テヨナ、」"
TY「.........ん?」
"A「私ね、テヨナ以外に初めて出会った、素の私を好きでいてくれるナムジャに。
最初は付き合うつもり無かったんだ。ただでさえ3年間もMelody達に内緒でテヨナと付き合ってたし、それに.........テヨナと別れてからまだ2年しか経ってないのに新しい彼氏なんて作っていいのかって.........。
けど、ハニなかなか諦めてくれなくてさ、笑20回も告白されちゃったよ.........。」"
Aの話を聞いていると時折Aが幸せを噛み締める様に話す時があった。
それを聞いてもう僕の入る隙間はないってわかった、
Aが幸せならいいって今なら心から思える。
綺麗事だって笑われるかもしれない、けどほんとにそう思えた、
Aを幸せにするのは、、、出来るのは、、、
俺じゃないって、
吹っ切れた気がした。
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