∞おっさんずラブ2∞ (ページ6)

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マルの話1 ページ6

横山side

休憩中、外に行くとベンチに1人座ってるマルがいた。

横山｢マル？｣

丸山｢おぉ！横山くんも休憩？？｣

横山｢おん。マルも？？｣

丸山｢おん。せやけど、あとちょっとで休憩おしまいやわー｣

俺はマルの隣に座った。

丸山｢…横山くんもホンマは気づいてるんやろ？｣

横山｢何が？？｣

丸山｢…すばる君と付き合えるってなった時、嬉しかった。ほんのちょっとでも僕と向き合おうとしてくれてるんやって思ったし、伝わってきたんよ。｣

悲しそうな辛そうな顔でそういうマル。

丸山｢でも、すばる君は僕じゃないねん。やっぱりすばる君には村上くんが必要なんやって思った。｣

横山｢え？何言うてるん？｣

丸山｢せやから僕から振った。無理して村上くんのこと忘れようとしてるすばる君の姿みてんの、こっちが辛い。無理して僕のこと好きになろうとしてんのも辛い。そんなの僕の好きなすばる君じゃないって思ってん。｣

え？
頭がおいついていかへんのやけど。
2人とも別れたん？

横山｢いつ別れたん？｣

丸山｢あれ、知らなかったん？あ、ヤスと大倉にしか言うてなかったか…。あの後割とすぐに別れました。｣

…まぢか。

丸山｢僕は横山くんには悪いけど、すばる君と村上くんより戻ってほしいと思ってる。…ごめんな、こんなこと言って。…すばる君が海外に行く話聞いた？？｣

横山｢本人からは聞いてないけど、周りがそう言うてたから、知ってる。｣

丸山｢すばる君、横山くんたち2人が楽しそうなのもう見てられないから海外に行くんやと思う。｣

何やねん、それ。