DEAR FAMILY ページ27
Aside
ｺﾝｺﾝ
貴「あの、天宮です…入っても大丈夫ですか…？」
ユズ「Aか、構わないよ」
ｶﾞﾗﾗ
貴「失礼します」
医務室の扉を開けると路々森さんと路々森さんのベッドに顔を埋めて寝ているカリンさんがいました
貴「体調はどうですか…？」
ユズ「あぁ、全然元気だよ」
貴「良かったです、カリンさんも疲れてたんですねきっと…」
ユズ「あれからずっとボクの事付きっきりで看病しててくれてたらしくてね」
ユズ「そうだ、Aはあの後どうしてたんだい…？」
貴「私ですか…？私はタオルを取りに行って戻って来てカリンさんと医務室にいました。明け方近くになってカリンさんが後は大丈夫って言ってくれて」
ユズ「そうか。カリリンは極度の心配性なんだにゃ…」
貴「カリンさん優しいですものね…」
ユズ「Aもだぞ？」
貴「いえ私は…そんな大した事しても無いですし…」
ユズ「そうかにゃ…少なくともみんな、Aの事は好いてると思うにゃ」
貴「そうだといいんですけどね…」
私は苦笑しながら言いました
ユズ「カイさんには会えたかい？」
っ…
貴「いえ、まだ…」
ユズ「そうか、まあカイさんの事だ自由気ままに行動するから何処へでも行きそうだな」
貴「そうです、ね」
ユズ「ボクはこの通り倒れてしまったからまだまだだけどね…」ﾆｺ
貴「そんな事ないですよ…！私は路々森さんの事尊敬してますし…」
ユズ「ユズでいいにゃ、すぐAは敬語になる癖があるにゃ」
貴「私また使って…」
ユズ「呼びやすいならそれでもいいけどね、ボクはAに呼ばれるならなんでもいいにゃ」
貴「はい─［ズキンｯ
貴「ぃっ…！？」
あまりの痛みに頭を抑える
ユズ「…？A、大丈夫かい？」
貴「っは、はい…！ちょっと頭が痛くなって…また来ます…！」
ユズ「お、おぉ…お大事ににゃ」
貴「ありがとうございます、失礼します」
ｶﾞﾗﾗ
あの頭の痛みは…
確か医務室の隣の部屋に頭痛薬があった気がします
飲んでおきましょう…
そして私は医務室の隣の部屋へ繋がる扉を静かに開けた
無論、隣の部屋は医務室なので大きな音は出せない
普通に考えてまた医務室に入って隣の部屋へ来るのは気まずいですし…
私は棚の中を覗いて頭痛薬を探し始めました
すると隣の部屋の扉が開く音がしました
ｶﾞﾗﾗ
それに伴いユズさんの声も
ユズ「やあ来たね、おかえりカイさん」
鬼「…ただいま」
鬼ヶ崎さん…？
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黒凛蝶(プロフ) - 西音蘭さん» コメントありがとう御座います(´；ω；｀)嬉しい限りです…！更新遅れて申し訳ないです…読んで下さり誠に感謝です…！これからも何卒宜しくです…！ (2019年6月16日 21時) (
レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - ついに４までいくんですね…！もうめっちゃ嬉しいです！約一ヶ月ぶりの更新もとっても嬉しいです。学生ということでテストとかあると思いますが、これからも更新頑張って下さい！応援してます！(二回目のコメントすみません。続編も出来次第読ませていただきます！ (2019年6月16日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - ウナさん» 返信遅くなり大変申し訳ないです！コメントありがとうございます…！嬉しい限りです…そう言っていただき涙が…これから更新していくので暖かく見守ってやってください！ (2019年4月8日 16時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - 西音蘭さん» 返信遅くなり大変申し訳ないです！！忙しかった事もありなかなか更新出来ず…これからじゃんじゃん更新して行きますので宜しくお願いします！ (2019年4月8日 16時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
ウナ - 更新、頑張ってください。この作品、とても良いです。最後まで、どうか、やり遂げてください。お願いします。みんな、待ってますよ。早く、戻って来て欲しいです。 (2019年4月4日 20時) (レス) id: 0bc8f10023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒凛蝶 | 作成日時：2019年2月12日 17時
