DEAR FAMILY ページ24
鬼ヶ崎side
ザ「路々森が…いま医務室で休んでいる。お前のために倒れるまでパズルを解いてくれたんだ」
路々さんが…？
背中越しに声を聞いてサクラの方を見る
ザ「戻ってこい！みんなお前を待ってる…！」
サクラの目からは涙が溢れていた
そりゃそうだよな、扉を隔てているも
その向こう側には何年も会えなかった兄がいる訳だ
これが感動の再会…(？)
ｸﾞｼｸﾞｼ
サクラは腕で涙を拭った
ナ「…サクラ？おいで…」
ヒ「ナナミ、だめだ。サクラが決めるんだ」
男前な所あるじゃねぇかい
ドンドン
ザ「返事をしてくれ！」
サクラは俺に手を伸ばしてきた
サ(ザクロには内緒にして、あいつすぐ顔に出るから)
小さい声で笑顔でそう言った
サ「またね」
俺はその手を握り返して扉を開けた
ｶﾁｬ
入「カイコクさん…！」
外に出ると見覚えのある奴らが…って当たり前ぇか
鬼「おうすまねェ、心配かけたな」
入「いえ…すみません取り込み中に」
いやだから取り込み中ってなんでぇ
鬼「？」
パン！
後ろから蹴りを入れられた
上手くは言えねぇけど腰の下のあたり
鬼「でっ！」
鬼「なにすんでえ…えっち…」
ア「いやそういうことになってっから」
そういうことってどういうことでぇー
鬼「？？」
鬼「さっきから意味がよく…」
ｺﾞｽｺﾞｽｺﾞｽｺﾞｽ
こ、今度はなんでぇ…？
伊「ごっ…ごめんなさい…っ」
いや単純に引く
そう思うと今度は腕を逢河に握られた
ﾑｷﾞｭ…
鬼「ちょ…っ、なんなんでぇこりゃあ…！」
マ「はぁあぁー…」
入「歓迎の儀式です」
ザ「…さすがに懲りただろう、もう二度と無茶な真似はするな」
俺のお袋かお前は
サクラと握った手を思い出し
一応触っといてやろうと思う
指紋だけど
鬼「…忍霧、ちょっくら手ェ出しな」
ザ「…？なぜだ、まさか貴様手を洗ってな─鬼「いーから」
ンなわけあるかぃ
ぎゅっ
ｸﾞｸﾞｸﾞ
少々強めに忍霧の手を握る
ザ「お、鬼ヶ崎…？」
鬼「よかったな、無事で」
伝われ俺とサクラの思い
ザ「……え…え？あ…ああ…」
ザ「？…？」
サクラさんわりィ
多分伝わってねェ
まァでも
一件落着って事でいいのか…？
それと、Aちゃんの姿がどこにも見当たらねェな…
嬢ちゃんと路々さんは一緒に医務室だろ？
鬼「そういや、忍霧」
ザ「なんだ？」
鬼「Aちゃんはどこでぇ？」
ザ「天宮か？そういえば入る時は居たんだが…」
鬼「へぇ」
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黒凛蝶(プロフ) - 西音蘭さん» コメントありがとう御座います(´；ω；｀)嬉しい限りです…！更新遅れて申し訳ないです…読んで下さり誠に感謝です…！これからも何卒宜しくです…！ (2019年6月16日 21時) (
レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - ついに４までいくんですね…！もうめっちゃ嬉しいです！約一ヶ月ぶりの更新もとっても嬉しいです。学生ということでテストとかあると思いますが、これからも更新頑張って下さい！応援してます！(二回目のコメントすみません。続編も出来次第読ませていただきます！ (2019年6月16日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - ウナさん» 返信遅くなり大変申し訳ないです！コメントありがとうございます…！嬉しい限りです…そう言っていただき涙が…これから更新していくので暖かく見守ってやってください！ (2019年4月8日 16時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
黒凛蝶(プロフ) - 西音蘭さん» 返信遅くなり大変申し訳ないです！！忙しかった事もありなかなか更新出来ず…これからじゃんじゃん更新して行きますので宜しくお願いします！ (2019年4月8日 16時) (レス) id: e6bcf3a4ef (このIDを非表示/違反報告)
ウナ - 更新、頑張ってください。この作品、とても良いです。最後まで、どうか、やり遂げてください。お願いします。みんな、待ってますよ。早く、戻って来て欲しいです。 (2019年4月4日 20時) (レス) id: 0bc8f10023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒凛蝶 | 作成日時：2019年2月12日 17時
