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霧野「へぇ、お父さんの時に？」
碧棺「おう。」
ゴトッ、と音を立てて、ホットサンドが並べられる。
めっちゃ美味そう。
『ありがとうございます。』
碧棺「…………いただきます。」
霧野「お父さんの話、聞かせてもらってもいいですか？」
外を眺めると、薄暗くなっていた。
相当話し込んでたらしい。
霧野「あ"、もうこんな時間だ…」
碧棺「……ごっそうさん、美味かった。」
『ご馳走様です』
霧野「お粗末です。」
霧野さんは、急いで帰って行った。
多分、従兄弟の子供だろうな。
仕事の休憩中、ずっと言ってたもん。
霧野「見て、従兄弟の子供。可愛くない？」
霧野さんいわく、その子が居るから、今日も頑張れる、との事。
まぁ、三郎がちっさかった時、可愛かったもんな。
それと同じか。
そう考えつつ、後片付けを終える。
『あれ、まだ居たんすか？』
碧棺「家まで送ってやる。」
『え、マジっすか？やった。』
左馬刻様と2人の時だけ、昔の左馬刻様だった。
兄貴があんなに変わったのも、左馬刻様のお陰だ。
左馬刻様と居るようになってから兄貴は、前の兄貴とは違い、性格が丸くなっていった。
兄貴も、嬉しそうだった。
俺も嬉しかった。
兄貴が幸せそうだったから。
なのに、
いつの間にか、2人は、対立していった。
兄貴も左馬刻様の事を悪く言うようになった。
弟達も、手のひらを返し、兄貴に懐くようになった。
正直言って、俺は、あんな性格が大っ嫌いだ。
兄貴があんな恩知らずだったなんて。
あんなに兄貴を変えてくれたのに、牙を剥くようになりやがって。
弟達もだ。
あんなに兄貴を嫌っていたのに、手のひらをコロッと返しやがって。
そんなに懐くんだったら、最初から懐いとけ。
何が兄ちゃん、だ。何が一兄、だ。
クズとか、恥とか、言ってた癖に。
『あ〜もう、イライラする。』
碧棺「アイツらの事か？」
『うん。』
碧棺「ほっとけ。アイツの憧れなんざ、あんなもんだったんだよ。」
『俺は絶対左馬刻様に着いてってやる。』
碧棺「おーおー、期待しとくわ。」
『絶対してないな。』
碧棺「てか、様付けやめろ。」
『左馬刻様が言い始めたんじゃん』
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ろそそ(プロフ) - 胡瓜しらすさん» ｳﾌｯ嬉しいわｯｯｯｯｯ☆☆続きは5億年ほど待ってくださる？？ｷｬﾋﾟｯ☆ (2021年5月2日 11時) (
レス) id: 4e9a925863 (このIDを非表示/違反報告)
胡瓜しらす(プロフ) - キャッ☆続きが気になるわｳﾌｯｷﾗｯｷｬﾋﾟｯ(((( (2021年5月2日 11時) (レス) id: 25950665d2 (このIDを非表示/違反報告)
OSO(プロフ) - 朝雨さん» コメントありがとうございます！気長に更新をお待ち下さい！！！ (2020年6月14日 13時) (レス) id: 4e9a925863 (このIDを非表示/違反報告)
朝雨 - 面白かったです!!続きが気になりました！！応援しています!! (2020年6月14日 13時) (レス) id: 26cbb989d1 (このIDを非表示/違反報告)
OSO(プロフ) - ひまさん» ありがとうございます！なんかのさなぎ、好きなんですよ笑これからも、気長に更新をお待ちください！！ (2020年5月30日 12時) (レス) id: 4e9a925863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：OSO | 作成日時：2020年5月12日 8時
