【ヒプノシスマイク】好き？そうですか。でも僕は大っ嫌いです。【男主】

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「いらっしゃいませ。」



「「キャー！」」




………どうやら山田家の血を引いた俺はやはり顔が良いらしい。


ヨコハマではわからなかったが、イケメン、という分類に入る俺。


何かを発するだけでキャーキャー騒がれる。



オオサカでもイケブクロでも言われなかったのだがな……。




…………シブヤのあの例の大会は、格好が格好だったし、口調も銃兎さんに寄せたし、あれは俺じゃない。うん。




あの山田一郎の目を基本として、


山田二郎は可愛い可愛い垂れ目だろ？


「＿＿＿＿ん、」


山田三郎は……クリクリの大きい目。



「＿＿＿せん。」


垂れ目か………ジト目か……………

「＿＿＿＿い」

つか、自分の目を誰かと比べるの、キモイな……




「おい！！」



『あぴゃあ！？！？！？』



ふと、気がつくと目の前のカウンターに、どこか懐かしさを感じるリーゼントをしたおじ様が。




『わわっ！すみませんっ！！ご注文ですね！？』



リーゼントのおじ様「ったく………俺には我慢ならない物が2つある＿＿＿」





ん？




その口癖は…………




『ひとや……せんせ……？』




どこか懐かしさを感じるリーゼント、



片方ずつで色が異なるスーツ、



「俺には我慢ならない物が2つある」という口癖。




間違いなく、昔お世話になった、獄先生だ。




『御無沙汰してます。俺です。Aです。』





天国「……！……あん時のか…」

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