【ヒプノシスマイク】好き？そうですか。でも僕は大っ嫌いです。【男主】

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『ん………。』




目が覚めた。



だが、何故か視界がぼやけていて、焦点も中々合わない。





だんだん視界がハッキリした頃に、メッセージが来た。




『………ゲッ……兄貴からだ……。』




内容は、なんともまぁ、どうでも良い事で、俺がイケブクロに居ることに対して怒っている内容であった。





いやいや、好きで来てませんが。


霧野さんの頼みだし。


兄貴も仕事だったら来るじゃんか。


俺知ってんだかんな。









そんな茶番は置いといて、



俺がここに居る意味、というか、気が失うまでを必死に思い出す。









あー………



そうだったわ。




捕まったんだ。



誰に？








……………忘れた。






『つか、ココ路地裏だよな。小説とかで見る倉庫とかじゃねぇんだな。』




まぁ、簡単に出られる訳で。




『っ！、やべ』




立った瞬間に来るのは激しいめまい。




その場に、ドスッ、と座る。



『あでっ』




…………頭打ったのは内緒。




『………ん？………うおぉあ！？！？』



あぶっね！ウ〇コ踏みかけた！！！


あと1cm横にズレてたら終わってたわ……




つか、こんな所で野糞すんなよ。






いや、そんな事言ってる場合じゃねぇんだった





『…………しゃーなし、兄貴呼ぶか……』





ドンパチが始まりませんように。









,






なんかされたか……？



と思い、軽くボディチェックをする。



兄貴が迎えに来るまでに終わっかな……




案の定、イケブクロまで迎えに来て、と言ったら兄貴はご立腹。



まぁ、顔合わせしなければ良いか。









あれ？兄貴に現在地言ったっけ？







やばーい、ココの現在地知らねー……


兄貴にも言ってねー………







フラグ回収される前に詰んだわ。




「オイ」



『お、兄貴〜。』



ん？兄貴？





ひょわーー！！！兄貴だー！！



なんで分かったんだろーね！？！？



想いが通じた？



君に届けっ♡ってか！？




碧棺「GPS付けといて良かったわ。(真顔)」


残念でしたー！


君に届かへんねん☆でしたー！(泣)





あれ、ネタ分かるよね？？？








,


車なう。


てか、GPSって怖ーなオイ。





あ、ボディチェックは異常なしです！


なんか、腕に注射痕がある位？




ん？俺、注射なんてしたっけか………？

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