【ヒプノシスマイク】好き？そうですか。でも僕は大っ嫌いです。【男主】

銃兎様誕生日 ページ26

碧棺「そーいや、今日銃兎の誕生日だな。」



『え？聞いてないんスけど。』



毒島「そういえば、そうだったな。」




『え、なんでそんな平然と出来るんスか？』




銃兎さん抜きで俺の家に押し掛けてきたと思ったら、急に誕生日の話をする兄貴。



祝ってやる気ねぇのかよ……仮にも仲間じゃん…



『祝ってあげないんスか？』




碧棺「あ？……アイツ、そーゆーの嫌いだろ。」



毒島「うむ、祝うにも食材がないからな。」



祝う気0ですか。そうですか。



仕方ないな。



『よし、買ってくるか……』



碧棺「あ？何をだよ。」



『ケーキの材料ですよ。俺だけでも祝わないと。』



知ってる？1人で誕生日を迎えることってすっげぇ複雑な気持ちになるんだぜ。


毒島「……そうか。小官も手伝おう。」



碧棺「……何ケーキ作んだよ……」



『へ？』




碧棺「だから！材料買ってきてやんよ！！お前は部屋の飾り付けとかしやがれ！！！」



真っ赤なお顔でそんな事を言う兄貴。



は？ツンデレかよ可愛いな。




『へへっ！兄貴達も祝いたいんじゃないっスか！！』



碧棺「うるせぇ！！ああもう！！リオー！行くぞ！！」



毒島「うむ、A、頼んだぞ。」



『任せんしゃい！！』






兄貴と、理鶯さんがお使いに行ったあと、早速部屋の飾り付けに取り掛かる。




『つっても、なんにも飾り付け道具がねぇからな………かと言って、なんもしねぇ訳もいかねぇし………』




なんにも飾り付け道具がないから、といって、何にもしない訳にはいかない為、せめてもの救いで、いつもよりも豪華に、料理を作る。







来た時に、理鶯さんが持ってきた何かの肉は……何か怖いから触らないでいた。





『いえーい、手作りちらし寿司〜。』



誕生日になったら、いつも食べたくなるちらし寿司。



久しぶりに食べると美味しいんだよなぁ……



『はいっ、てってれ〜、手作りピザ〜。』


縦ピザ出来ないのは心残りだけどね……



『メレンゲ(なんかのさなぎ)出来上がり〜。』



料理も、一通り出来た為、ケーキを作る準備。



ちなみに、終始真顔で、でっかい独り言で作っている。






あ、終わったらプレゼント買いに行こ。








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