【ONEPIECE】愛人は長期休暇です。 (ページ5)

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ダンスパウダー。

別名、"雨を呼ぶ粉"。

昔、ば様に教えて貰ったことがある。

霧状の煙を発生させ、空に打ち上げることで空にある氷点下の雲の氷粒の成長を促して降水させる、つまり人工的に雨を降らす事が出来る粉。

開発当時、それが生み出された国でも踊るように喜んだ。

＿＿＿＿＿美味しい話にはウラがある。

風下にある隣国の"干ばつ"。

ダンスパウダーは、成長途中の雲を急成長させ雨を降らす粉。

その雲が本来成長した後に降る予定だった場所には当然雨が来るはずもなく………。

雲を奪われた国はそのことに気付き、その後、ダンスパウダーを使用した国と戦争を始めた。

以来、世界政府ではダンスパウダーの生産、及び所持、使用等を禁止していた

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿筈だった。

『カリギュラ効果……………やるな、と言われれば言われるほどやりたくなってしまう現象。……幾ら政府が禁止してもやってしまう人達は一定数存在してしまう。』

『こんなことをやったとしても、アラバスタが救われるわけでは無いが、元帥に相談してみよう。』

ビビ「…被害が少なくなるのは嬉しいわ。二度と、この国以外でこんなことは起きて欲しくないもの。」

「………使い方1つで幸せも悪魔も呼んじまう粉か…」

ビビ「その"ダンスパウダー"が大量に港町に運び込まれた時、国では王の住む町以外は全く雨が降らないという異常気候………！！」

ゾロ「王を疑うのが普通だよな、その粉で国中の雨を奪ってやがるんだと…」

ルフィ「何だビビそりゃ、お前の父ちゃんが悪いぞ！！」

サンジ「バカ！！ハメられたんだよ！！！ビビちゃんのお父さまがそんなことナサルか！！！」

『………あんたホントに一旦ちょっと口閉じときな……………。』