番外編 バレンタインデー リドル＆トレイ＆ケイト ページ9
２月１４日、バレンタインデー当日……
『おはよう、ユウ、グリム。』
バレンタインのチョコを渡すため、キッチンで準備していると寝起きのユウとグリムがやって来た。
ユウ「はよ。
………クッソ。最近ずっといい匂いがする。」
グリム「ホントなんだゾ。
なのに、食べちゃダメって……」
これはバレンタインの準備をしてから、ずっと言われてる事だ。
『味見はしたでしょ。』
グリム「ほんのちょっとなんだゾ！」
ユウ「そうだ！そうだ！」
作っている途中、つまみ食いをしようとする２人を味見と言って誤魔化していた。
それとユウはなに子供みたいにしているんだ。
『今日の放課後に渡すからそれまで我慢。』
ユウ・グリム「「今じゃないのか！？」」
今から学校だろ
〜メインストリート〜
チョコを食べられるのは放課後と知って、余りにもショックを受けていたユウとグリムには余ったチョコを使ったチョコバナナを渡した。
今はそれを食べながら学校へ向かっている。
『ゴミはちゃんと自分で捨ててよ。』
ユウ「おう。」
エース「お、朝から美味そうなの食ってんじゃん。」
デュース「僕達のはないのか？」
ユウ「ねぇよ。」
ちょうどメインストリートを歩いているとハーツラビュル組がいた。
『ああ、丁度良かった。
リドルさん、トレイさん、ケイトさん。
よろしければ、コレどうぞ。』
「「「……？」」」
私は３人にそれぞれのチョコを渡した。
『今日はバレンタインデーですので
リドルさんは苺の生チョコタルトを』
リドル「……！
いいのかい？ありがとう。」
『トレイさんには、スミレの砂糖漬けを乗せたチョコレートです。』
トレイ「ああ、ありがとう。
そうか、今日はバレンタインか。」
『ケイトさんは唐辛子チョコです。』
ケイト「わあ、やっ……」
「「「
『はい。』
ユウ以外の全員に聞き返された。
こっちの世界には無いのか？
『名前の通り、唐辛子入りのチョコです。
甘過ぎませんが、ビターチョコと違い苦味ではなく辛味なんです。
ケイトさんは甘い物が苦手なので、それにしました。』
ケイト「……！！
ありがとー！Aちゃん！！
大事に食べるね☆」
ケイトは味の好みを覚えててもらっていたことが嬉しく
ニコニコ♪と効果音が付きそうなほど笑顔だ。
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ねこ大好き(プロフ) - 沙月さん» 返信が遅くなってしまいすみません。コメント、ありがとうございます！ (2020年12月1日 16時) (
レス) id: 0a781ecf2f (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 続きがとっても楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年12月1日 9時) (レス) id: 8efc098497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ大好き x他2人 | 作成日時：2020年11月29日 0時
