番外編 バレンタインデー レオナ＆ラギー ページ14
お昼休み
持ってきたチョコも少なくなり、残りは２人分
『あ、ラギーさん』
ラギー「ん？Aくんじゃないッスか。
どうしたんスか？」
『今日はバレンタインデーなのでチョコを渡してるんです。
あとはレオナさんとラギーさんの分なので渡しに行こうと思いまして……』
ラギー「ああ、そういうことッスか。
オレも丁度レオナさんに昼飯を渡しに行くとこなんスよ。
ついでだし一緒に行きますか。」
『はい。』
着いていった先は案の定植物園だった。
ラギーさん曰く、温度調整があるため暖かく丁度いいらしい。
ラギー「あ、いたいた。
レオナさーん！昼飯持ってきたッスよー！！」
レオナ「グルル……うっせぇぞ、ラギー。」
寝ていた上半身を上げ、低く唸ったレオナさん。
まるで気持ちよく寝ていた所を起こされ、不機嫌になった猫だ。
レオナ「あﾞ？なんで草食動物のチビがいんだよ？」
私を視界にいれたレオナさんが言った。
『今日はバレンタインデーですのでチョコを渡しに来ました。』
レオナ「……俺は甘ったるいのは好きじゃねぇ。」
『はい。なのでビターチョコにしました。
ラギーさんもどうぞ。』
ラギーさんに二種類のドーナツ。
レオナさんには二種類のチョコを差し出す。
『ドーナツの好みがわからなかったので
チョコをかけた物と生地にチョコを混ぜたものです』
ラギー「どっちも好きッス！ありがとうございます！！」
ラギーさんは喜びつつ受け取ってくれた。
レオナさんも黙って受け取って下さった。
ラギー「レオナさんのは？
丸っこいチョコと……もう一個の方はあんま見ない形ッスね？」
『丸い方はトリュフです。
もう１つの方はカッツェンツンゲンです。』
レオナ「
んだそれ？」
『私達の世界にあるお菓子です。』
ラギー「名前に意味ってあるんスか？」
『ありますが………知らなくても大丈夫です。』
別に教えてもいいが不機嫌になられると面倒だと思いやんわりと断った。
レオナ「へぇ……隠されると気になるな。
なぁ、ラギー。」
ラギー「そうッスねぇ。早く教えた方がいいッスよ。」
２人の �犇気┐蹲� という圧に負けて、私はしぶしぶ言う。
『………………猫の舌です。』
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ねこ大好き(プロフ) - 沙月さん» 返信が遅くなってしまいすみません。コメント、ありがとうございます！ (2020年12月1日 16時) (
レス) id: 0a781ecf2f (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 続きがとっても楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年12月1日 9時) (レス) id: 8efc098497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ大好き x他2人 | 作成日時：2020年11月29日 0時
