無表情ですが感情はあります【ツイステ】 (ページ34)

今日:7 hit、昨日:8 hit、合計:670,888 hit

第３２話ページ34

『……』

周りの景色が違う
どうやらドワーフ鉱山についたようだ

デュース「ここがドワーフ鉱山……
一昔前は魔法石の採掘で栄えてたらしいが……」

『薄暗く人気がありませんね』

ユウ「うわぁ…」

グリム「うぅ…なんか出そうなんだゾ……」

エース「あ、奥の方に家がある
話聞きに行ってみよーぜ」

私達は家の方へと向かった

デュース「こんばんは……って、空き家か」

一応ノックをしたが空き家だったらしい

デュース「荒れ放題だ」

グリム「ぷわっ！顔にクモの巣が……ぺぺっ！」

ユウ「うわっ！大丈夫か？」

エース「なんか机とか椅子とか全部小さくねぇ？子供用かな？」

『全部で7人分ですね』

エース「7人！？多っ！」

『(まるでお話に出てくる小人用みたいだ…)』

デュース「ドワーフ鉱山が栄えてた頃は
さぞ賑やかな家だったんだろうな」

エース「ここでこうしててもしゃーない
魔法石があるとすれば炭鉱の中だよね

とりあえず、行ってみよーぜ」

鉱山の入り口まできたが中は暗くて見えない

グリム「こ、この真っ暗な中に入るのか！？」

エース「ビビってんとのかよ｡だっせー」

またエースさんがグリムを馬鹿にした

グリム「なぬっ！？ビ、ビビッてなんかねーんだゾ！
オレ様が隊長だ！オマエらついてくるんだゾ！」

そして中に入りしばらく歩いていると…

『……』ﾋﾟﾀｯ

ユウ「A？どうしたんだ？」

『……』

Aは何も言わずある一点を見ていた

デュース「！？待て！」

エース「んだよ」

デュース「なにか……いる！」

グリム「ぴゃっ！？」

どうやらデュースも気付いたようだ

「ヒーッヒッヒ！10年ぶりのお客様だあ！」

「ゆっくりしていきなよ
永遠にね！」

ユウ「ここにもゴーストかよ！？」

グリム「ふぎゃぁ～～っ！！
ででででたーーっ！！！」

グリムは怖がり私達の足元でチョロチョロと暴れた

エース「バカ、落ち着けって！」

デュース「くそっゴーストに構ってる暇やんかないっていうのに…！」

『とりあえず逃げた方がいいですかね？』

デュース「走ってゴーストを撒くぞ！
僕に付いてこい！」

私達は走って逃げた