無表情ですが感情はあります【ツイステ】 (ページ45)

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第４３話ページ45

クロウリー「ちなみにどこまで出来たんですか？」

デュース「ほぼ出来てましたよ……」

エース「〝コイツホントに魔法使えなかったのか〟ってくらいにね
なんすかコイツ」

『指を指さないでください』

クロウリー「ふむ………ユウくん｡Aさん｡」

クロウリーさんは暫く何か考えたあと私達の名前を呼んだ

ユウ「『はい？』」

クロウリー「貴方たちは間違いなくこの学園の未来に必要な人材になるでしょう
私の教育者のカンがそう言っています

トラッポラくん｡スペードくん｡
2人の退学を免除するとともに＿＿

ユウくん。Aさん。

貴方たちにナイトレイブンカレッジの生徒として学園に通う資格を与えます！」

「「「えぇっ！？」」」

クロウリーさんは私達に学園に通う資格をくれた

ユウ「生徒として！？
俺なんか魔法が使えないのに！？」

クロウリー「ええ｡なんせ、私、とびきり優しいので｡
ですが、１つだけ条件があります｡

Aさんはともかく……
ユウくん、貴方は魔法が使えない。魔法士としては論外です
満足に授業を受けることすら出来ないでしょう

そこで＿＿グリムくん
君は今日、魔法士として十分な才能を持っていることを私に証明しました
よって、ユウくんと2人で1人の生徒として、
ナイトレイブンカレッジの在籍を認めます」

グリム「ふなﾞっ！
オ……オレ様も、この学園に通えるのか……？
雑用係じゃなく、生徒として？」

クロウリー「はい｡……ただし！
昨日のような騒ぎは二度と起こさないように！
いいですね？」

グリム「ふな……ふなぁ………
ユウ、A。オレ様……」

『よかったね』

ユウ「今日から一緒に頑張ろ！」

グリム「ふなぁ～～～！！やったんだゾ！！」

グリムは大喜びをした

クロウリー「それでは、ナイトレイブンカレッジの生徒の証である魔法石をグリムくんに授けましょう」

グリム「ほわっ！魔法石！？」

グリムの首に魔法石が付いた首輪がされていた

クロウリー「本来生徒は魔法石がついたマジカルペンを使うのが決まりですが
その肉球では上手く握らないでしょう？

特別カスタムです
ああ……なんと細やかな気遣い！
私、優しすぎませんか？」

グリム「やったんだゾ！！かっけーんだゾ！
オレ様だけの魔法石の首輪なんだゾ～～♪」

グリムは話を聞いていなかった