緑谷と爆豪 ページ6
ゆりsaid
分かってた、分かってたけど。
こんなキレる？
勝己は出久に向かって爆破をする。
まあ、私には関係ないけど。
爆「手前もなぁ！澄ました顔して座ってんじゃねえ！」
おーっと！真逆の被害が飛んできたぁ(棒)
『勝己さぁ、校内での個性の使用は禁止だろう？内申響いても知らないよ？(笑)』
其れを聞いた勝己は席に戻った。
大きな舌打ちを置き土産に。
…酷いなぁ
放課後
女「ゆりー！今日、一緒に帰らない？」
『ごっっめん！！今日は用事が有るんだ…』
女「そっか…じゃあまた明日ね！バイバイ！」
女子達に手を振ると彼女らは直ぐに帰って行った。
教室に残ったのは、私、出久、勝己、勝己の取り巻き。
まあ、こんなメンツじゃあ何が起こるか予想できるわぁ。
後ろで勝己が出久に絡んでいる。
勝己が出久からノートを奪い取った。
爆「ヒーロー研究ノートだぁ？」
そして其のノートを爆破し、外へ投げた。
マジか。其は酷い。
出久は泣きそうな顔で窓の外を覗いている。
勝己は出久に対して云いたいことを云ったのか、今度は此方へ向かって来る。嗚呼、面倒くさい。
爆「手前も雄英受けんな。」
『如何してだい？』
爆「雑魚個性の雑魚が雄英に受かるわけねえだろ。俺と同じ舞台に立つんじゃねえ。」
『そんなの私の勝手じゃアないか。落ちたら自業自得。其で善いだろう？』
其の言葉に返せなかったのか、面倒くさく成ったのか勝己達は帰って行った。
教室を出た私は校舎を廻って鯉の池にやって来た。
其処ではぼろぼろのノートを抱えて、悔しげに立つ少年が１人。
『出久、大丈夫かい？』
少年は驚いた様で勢いよく顔を挙げた。
其の顔は今にも泣き出しそうだった。
緑「あ、ゆりちゃんこそ大丈夫？かっちゃんに色々言われただろうけど…」
『出久ほどでは無いさ。…一緒に帰っても大丈夫かい？』
緑「うん。」
帰り道の空気は重かった。
そりゃア、あんな事されたら沈むか…
私は別に何とも思わない。
だから、慰めの言葉も分からない。
でも、出久を前に向かせる言葉は知っている。
だから、私は彼に其を云い続ける。
『大丈夫。出久は絶対善いヒーローに成れるよ。』
心から思った事なんて１度も無いけれど、少しでも本気に見える様に彼の目を見て言う。
緑「…ありがとうゆりちゃん。頑張るよ。」
矢張、未だ元気のない壗だったが、彼は明日には前を向いているだろう。
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後藤 - いやぁあぁぁぁぁーーー続きを見せて下さいぃぃぃ (2021年3月11日 2時) (
レス) id: 7038755ae5 (このIDを非表示/違反報告)
ハイキュー大好き！！(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください！！楽しみにしてます！！ (2020年6月5日 5時) (レス) id: 2d39102061 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇うさぎ | 作成日時：2019年5月29日 1時
