17話 ページ18
〜数分後〜
A「あの〜、、、槍岳さん?桑島さんは2人で協力して下りろと仰ってましたが、、、」
槍岳「うるせぇ!喋ってねぇでさっさと走れ!」
A「理不尽すぎじゃないですか、、、」
さっきからこの調子だ。何処に何があるか分からない状態なのにズカズカと進む槍岳さん。
ドシャアッ
槍岳「うぉッ」
槍岳さんは落とし穴に落ちた。
A「大丈夫ですか?」
と手を差し伸べたけど払われた。
槍岳「うるせぇ。さっさと行くぞ、、、」
でもこうやって私のの前に行って、私が罠に掛からないようにしてくれているんだと思う。
思う(2回目)
そのまま槍岳さんについて歩いていたら_
隣にある茂みがガサガサと音を立てて揺れた。
その瞬間、嫌な気配がした。
まさか_
A「槍岳さん!逃げて!」
槍岳「あぁ?なんでてめぇの指図で逃げなきゃなんねぇんだよ、、、ッ!」
茂みから姿を出したのは_
口元にベッタリと血を付けた鬼だった。
鬼「おっ!生きの良い餓鬼が2人か!餓鬼の肉は柔らかいかんなぁ、、、てめぇら2人纏めて食ってやる!」
と、飛び掛かって来た。
A「槍岳さん!早く逃げましょう。、、、槍岳さん、、、?」
槍岳さんの手を引いて走ろうとしたけど、槍岳さんは動かなかった。
、、、手が震えてる。このままじゃ2人共殺られる。なら、、、
私は腰に掛けてた日輪刀を手に取り鬼と対峙した。
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作者名:YUKINO | 作成日時:2021年4月15日 21時