45.熱を帯びる ページ16
「ぷは〜…美味しいね!!」
Aは炭酸飲料で喉を潤す。
『良いね〜炭酸飲料』
『はぁ…私も飲みたいです…』
そう呟く二人は下を向いていた。
「アルルとミユンは食べないの？」
Aが質問すると、
うん…と返ってきた。
『神様は神界のモノしか食しちゃいけないんだ〜』
アルルが軽く答える。
「神界のモノも食べてみたいなぁ…」
『じゃぁ今から持って来ますか？』
ミユンからの思わぬ返答に驚いたが、
この時の俺の中では好奇心が勝った。
「本当!?やった!!」
『では行ってきます』
ミユンはそう言って姿を消した。
「アルルは行かないの？」
『うん!!神界は嫌いだし♪』
アルルとそんな他愛のない話をしていると、
?)A…？
何処からか名前を呼ばれた。
聞き覚えのある声に、気配。
何故か…
振り返るのが、怖い。
『A?』
アルルが心配そうに私の顔を覗く。
気付けばアルルは人間サイズになっていた。
「ううん、何でもないy…」
Aが苦笑いをしてそう言った時。
肩を掴まれてグイと引っ張られた。
?)…やっぱり、Aだ
「キルア…」
何処か嬉しそうに言うキルア。
私は告白してから、
キルアに会いたくはなかった。
心臓の病気が悪化すると思ったから。
ほら、今もキルアに掴まれてる肩が
熱を帯びてきた。
離れてって言いたいのに、言えない。
何でだろうね。
告白(?)をしといて自分の気持ちに整理がつかない。
ｷﾙｱ)Aって強いんだな
「……いきなり何?」
ｷﾙｱ)この前のAが出た試合、見たんだ。モニターからだけど。
見られてたかぁ…
Aは１つ溜め息をついた。
「強いのはキルアの脳内設定の中でね」
Aは炭酸飲料を再び飲む。
カランカラン…と氷の音が聞こえた。
「そう言えばゴンは？」
ｷﾙｱ)彼奴なら修行中。
ゴンが修行してるのに、
何でキルアはココに居るの？
……後で、聞こう…
「師匠できたんだ」
ｷﾙｱ)そ、俺達の師匠がAに会いたいって言ってたから俺が探してた訳。
聞く前に、答えられてしまった。
「…と言う事は俺はキルアと一緒にその師匠の所に行けば良いの？」
ｷﾙｱ)そういう事
Aはガタッと席を立って
「アルル、お金払っといてくれる？」
『ＯＫ！払っとくね〜♪』
アルルの返事が返ってきてから、
Aはキルアと師匠の所へ向かった。
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ユナ - 最近更新がなくてさみしいです・・・面白いし、続き待ってるので更新してください！！応援してます！！ (2013年10月18日 22時) (
レス) id: 4e9c560c56 (このIDを非表示/違反報告)
なのの(プロフ) - ナーさん» 面白いだなんてっ…!!ありがとう!! (2013年7月17日 22時) (レス) id: 6822f4e15b (このIDを非表示/違反報告)
ナー - 面白いです！続きが楽しみです（＾ｖ＾） (2013年7月17日 22時) (レス) id: 1742be289a (このIDを非表示/違反報告)
なのの(プロフ) - MAO*さん» MAO*さんじゃないですかっ!!閲覧ありがとうございます!! (2013年7月12日 18時) (レス) id: 6822f4e15b (このIDを非表示/違反報告)
MAO* - このお話めちゃ面白い！！ 更新も頑張ってください！ (2013年7月12日 16時) (レス) id: 88c3763524 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのの | 作者ホームページ：http://killua.syousetu.nanono
作成日時：2013年7月8日 19時
