ずっと、ゆっくりと。III (ページ7)

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たった、それだけページ7

You side

朝、遅刻気味で楽屋に駆け込もうとすると、もう殆どの人が揃っているらしくと外からでもわかるくらい楽屋が騒がしい

『おはようございまーすっと』

辻「主役や！遅刻やぞ！」

心当たりがない私は腑抜けた声しか出すことができず、集合の中心に肩を使って入ると、先月取材があった某雑誌のお笑い特集の本が一冊

竹内「Aさんちゃんとメイクしたらこんなに可愛くなれるなら普段からした方がいいよねぇ絶対」

堂前「ええなぁ、とても」

原田「これなんて雑誌？買わなあかんこんなの」

リリー「抱けるな、これ」

『ええええ、？

これで盛り上がってたんすか、？みなさん』

普段化粧はほぼしないため、雑誌の撮影の時に鏡を見て自分でもこんなポテンシャルがあるのかと驚いたが、楽屋の芸人総出で褒めるほどではないって、、

シミができたら嫌やから日焼け止めはしっかり塗るけど。
アラサーなんで！！！(怒)

辻「せやで
でもこれよく見ると町田もイケメンやな」

ちろる「何年も前から言ってるじゃないですか！私！」

　

堂前「A、このポーズしてや」

半笑いで堂前さんが指すページは世の中ではぶりっ子ポーズと言われるような拳を二つ各ほっぺたに持ってくるもの

『あーもう！だる！
褒めてくださるだけならええのに調子乗るとすぐそうやんだる！』

おそらく辻さんが始めたであろうノリは主役がいくら大声を張っても止められない

皆川「皆さん何を集まってるんですか？
おお！これは大変お綺麗な女性で
どなたですか？」

堂前「あぁ、Aやで、それ」

ｽｰｯ

皆「あれ？皆さん、どこ行かれるんですか

おーい、ちょっとー？」

『皆川さん、ありがとうございます』

ﾍﾟｺﾘ

辻さんや盛山さんのような劇場番長が始めるノリは主役がいくら騒いだところで収まらない

彼らを止めるにはそう、ネイビーズアフロ皆川の力が必要なのである…！！！

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よしもと漫才劇場 @manzaigekijyo

本日、花と街が掲載された雑誌が発売されました🎉
朝からその雑誌を見ようと楽屋では人だかりが出来ていました👀👀
その様子を少しだけお見せします🤏

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