ずっと、ゆっくりと。III (ページ3)

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さよなら、おまちかねページ3

You side

なんだかんだで迎えた私たちの単独ライブ

「さよなら、おまちかね」大好きなバンドの曲名を使わせていただいて、私の人生というかコンビの軌跡を書かせてもらったつもり

なんばグラウンド花月にて2部に分けて公演させていただいたにもかかわらず、両部とも大盛況で終わりを遂げる最後のカーテコール

町田「ありがとうございました！
2時間もね座りっぱなしで疲れましたよねほんま。
どうでした？花岡さん、」

『いやぁ、最初は私のわがままから始まったこの単独だったんですけども、こんなに沢山の人が来てくれはるなんて思ってもなくて。』

町田「ね、両部完売って言われた時はガチ？って３回くらい確認しましたからね我々」

『今回台本を担当させていただいて、たくさん悩むこともあって、堂前さんだったり野村さんにめっちゃ助けてもらって笑』

町田「いつも通りやん」

『それはいいんです！笑
だけどこうやってお客さんの前でコントができて、返りもたくさんあってほんまは1時間半の予定やったんですけど、長引かせるくらい楽しくて。
お客さんに感謝やな〜って思いました！ほんと今日はありがとうございました！！』

２回席の1番端に座る母の方を見ると少し涙ぐんでいるように見えて、もらい泣きしそうになる

町田「自分が話し終わって俺が話してる時に泣き出すなや笑」

『だってぇ、、泣』

町田「こんな感じの頼りない相方と僕ですがこれからもね、花と街をよろしくお願いします！！！」

町田さんの言葉と私たちのお辞儀を合図に幕が閉まり始めた

頭を下げてる最中に町田さんから

「かぁちゃん、認めてくれたんちゃう？」

『だったらええなぁ

10年長かったなぁ』

我慢していたものや、単独の準備期間のことだったりか溢れてきてせっかくメイクさんにしてもらったメイクが汗と涙でぐちゃぐちゃになってしまった

楽屋に戻るとロングコートダディのお二人とさや香の新山さん、ニッ社の辻さん、ダブヒガの大東とぱっと見謎メンツだが私たちの大好きな人たちが居ってえらいたくさん褒めてもらった