ー ページ19
放課後
川崎「Aじゃあね！」
貴女「うん！じゃあね 部活頑張ってね！」
川崎「うん！じゃあね！」
PM.8:30
ー・コンビニ・ー
貴女「お風呂上がりのサイダーはたまんないんだよね〜！！」
私は毎日お風呂上がりに飲むサイダーを買い忘れていたので夜ながら家の近所のコンビニに足を運んでいた。
貴女「あ、」
？「！？」
貴女「あ、、、
明智？」
明智「…」
貴女「どしたの君。こんな時間にこんなところで」
明智「別に何も…」
貴女「んー。バイト…とか？」
明智「！？」
貴女「え、もしかして当たってた！？適当だったんだけどな…」
明智「お前…このこと…」
貴女「ん？あーそっか。うちの学校バイト禁止かー
だいじょーぶ！誰にも言わないよ☆」
明智「あぁ。さんきゅ」
貴女「明智、私に１つ借りができたね笑」
明智「で、お前はこんな時間に何してんだよ」
貴女「(あっさりスルーしたのを私は見逃さなかったよ？)あ、あぁ。コンビニにサイダー買いにきた」
明智「こんな時間に？」
貴女「あ？お風呂上がりのサイダー舐めんなよ」
明智「べつに舐めてない」
貴女「。。。そうですね」←謎の会話
明智「！」
明智が急に私の後ろの何かに視線を向ける。
貴女「？」
私がそっと振り返ると、
貴女「あ！」
明智「…」
貴女「嘘でしょ…」
そこにはちょっと危なそうな店に女子の大群を連れて入っていく原田ちゃんの姿。
貴女「…バラす気？」
明智「迷い中。」
貴女「(少しはバラす気があると…)」
仕方ない…原田ちゃんには何の借りもないけど、
貴女「明智！」
明智「何？」
貴女「今のは見なかったことにして欲しい！」
明智「は？」
貴女「私が明智のバイトの件を黙っているのと引き換えに、あんたも今見たことを誰にも言わずに黙ってるの」
明智「なんで」
貴女「あ？口答えするとバラすぞ？」
深いため息をつく明智。
明智「わかった」
貴女「…‼ありがとっ！！」
明智「……そのかわり、」
貴女「え？」
その瞬間私の顔のすぐそばに明智の顔があった。
貴女「！」
口に柔らかい物が触れた。
明智の顔が徐々に離れていく。
明智「…今のも、なかったことにして。じゃ」
言い逃げして去る明智
え…
い、いい今のって…！？
貴女「き、ききききききききすすすぅぅ！？」
私の…ふぁーすときす…
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作者名：青 | 作成日時：2019年4月30日 1時
