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東条「俺らかけやってんだよ。誰が原田辞めさせられるかって言うな。エントリーしない?」

東条が若林に問いかけた。

若林「どういうこと?」

東条「そのままの意味…」

若林は恐る恐る東条達に聞く

若林「勝ったら…なんなの?」

東条「勝ったら…そうね…」

笑いながら若林の腕を伝って上がっていく東条の指。

東条「お前の言うこと…なんでも聞いてやるよ」

東条の指が若林の肩に来た時、若林が自らの手で東条の指を弾いた。

若林「べつにない…」

東条「まっ、俺らも昔の友達にやりすぎたみたいなところあるからさっ」

明智「まぁ…ただの遊びだからさ……」

明智がそう言うと若林は

若林「いいよ、べつに…」

明智は少し驚き

明智「即答…? やる気じゃん…笑」

若林「全部どうでもいいし…」

そう言って自分のバッグをきつく抱きしめる。

東条「じゃあ辞めさせ方は自分で考えろよ…かけなんだし…」

明智は怪しい笑みで若林を見つめた。


若林は、、下を向き何かを決意したように手をぎゅっと握った。

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作者名: | 作成日時:2019年4月30日 1時

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