親友とワンピースの世界で無双します (ページ16)

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ロジャーサイドページ16

ロジャーサイド

俺は絶賛正座中であった。
昨日の宴で、数日分の食料をも使った事がレイリーにバレ正座をさせられていた。

レイリー｢それで、ロジャー。言いたいことは？｣
レイリーの言葉にビック！と肩を揺らした。

(やっべー、むっちゃ怒ってんじゃん！何か黒いオーラが見えるよ！覇王色なんかよりずっと怖ーよ！)

ロジャー｢ノリでやった。今は反省をしています。｣
思わず敬語を使ってしまった。
レイリー｢はァー、｣
ロジャー｢まぁ、大丈夫じゃね！海王類を見つけて、食えばいいじゃんか！｣
レイリー｢ここは、海王類が滅多に出ない海だ。島へも数日かかると言っただろう！｣

その時
ガチャ

扉が空いて入って来たのは
シャンクス｢レイリーさん、海の上に家がありました。｣

(……シャンクス、何故俺に先に報告しない…)

まぁいい、それよりも。
ロジャー｢よし、俺がその船から食料を貰ってきてやる！｣
背景にドン！という効果音が聞こえそうな程手で胸を叩いた。

レイリー｢ロジャー、我々は海賊だ。素直に食料を渡すわけが無いだろ｣
ロジャー｢そんときは、奪うまでよ！｣
そう言って俺はその家を探した。

俺は目を疑った。家、確かにそこには確かに家があった。これまでにも、海の上に船の形をした屋台の時もあった。しかしそれは明らかな家であった。家が丸ごと海の上に浮かんでいた。普通は沈むはずの家。それに俺は

(…どーなってんだよ。悪魔の実か？いや、フワフワの実はシキが持っている。それに海に触れている時点で能力はキャンセルされるはずた。)
珍しく驚いていた。

レイリー｢これは、驚いたな…｣
隣にいたレイリーでさえも驚いている。
ロジャー｢とりあえず、あの家に行ってくる｣
そう言って俺は跳び、その家の扉の前に着地した。

ドンドン。
とりあえず、扉を叩いた。
反応はない。
見聞色で人がいるのは分かっている。

ドンドンドンドン！
次は、勢いよく叩いた。

ガチャ。
扉が開いた。
バタン。
俺の顔を見たら直ぐに扉を閉めた。

仕方なく俺は
バタン!!

ロジャー｢おい！急に閉めるなよ！！｣
と少し不機嫌気味に文句を言った。